RSウイルスに乳児が感染したら?症状や特徴、治療で親として知っておいてほしいこと

ぐっと、寒くなってきましたね。 RSウイルスがぼちぼち流行する季節です。
もし、自分の子供がRSウイルスと診断されたら?
しかも、まだ1歳にもなっていない赤ちゃんだったら?

RSウイルスは低月齢で感染すると、重傷化する恐れもある注意が必要な病気です。
それなのに、インフルエンザのように特効薬がないやっかいな病気です。

診断されたら、親としてどうしてあげればいいんだろう?
そう不安に思っておられるお母さん(や、お父さんたち)に、少しでも不安を解消してもらって、親としてできる対処法をしてもらいたい

そういう思いから、3人の子供を育てている筆者(3人ともRSウイルス感染経験ありです)が、知っていてほしいことをお伝えします。少しでも参考になれば嬉しいです。

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RSウイルスに乳児が感染したら親はどうすればよい?

もし、赤ちゃんがRSウイルスだと診断されたら?
まず必要なのは、RSウイルスの症状の把握です。

RSの症状をおさらいすると、

鼻水

・・頑固な咳が続きます。咳がひどくなってくると「ケンケン」と犬が吠えるような咳になることもあります。

喘鳴(ぜんめい)呼吸困難・・・症状が重くなると呼吸するときにヒューヒュー、ゼイゼイという音がする、あるいは呼吸が早くなる呼吸困難がみられる

このようなものがあげられます。

基本的には、風邪の症状と似ています

(喘鳴・呼吸困難は症状が重くなると発生します。初期の頃は風邪と似ています)

RSウイルスの症状や特徴で怖いところはここ!!重傷になりやすいのはなぜ?

しかし、RSウイルスの怖さは、

呼吸器に激しい症状が出る

1つめは、「呼吸器に激しい症状が出る」ことです。

頑固な咳が続くことで呼吸器が弱ってきます。そのため、気管支炎や肺炎といった、より重傷な症状につながりやすいのです。

中耳炎を合併しやすい

2つめは「中耳炎を合併しやすい」です。

RSウイルスは鼻水が出ること、鼻水が続くのも特徴で、中耳炎を合併しやすいです。中耳炎を合併すると重傷化します。

特効薬がなく、対処療法

3つめは、「特効薬がないため、対処療法である」です。

RSウイルスには、インフルエンザに効く「タミフル」、マイコプラズマ肺炎に効く「ジスロマック」のような特効薬(RSウイルス自体にすぐれた効き目がある薬)がありません。

基本的には風邪を治すときと同じ「対処療法」になります。

RSウイルスの治療を乳児が受けるとき、親として絶対に知っておいて欲しいこと

これは、知っておいた方が絶対に対処法や考え方が分かりやすいだろうなと思うことを書いておきますね。

RSウイルスの治療「対処療法」について知っておいて欲しい

まず、「対処療法」とは何か、ということを知っておくことが大事です。

「対処療法」について、あまり分かっておられない方が意外と多いので、一応書いておきますね。(知っている人はこの説明の部分はスルーしてくださいね)

たとえば、あなたが「風邪」にかかったとして、病院を受診したとします。そこで、「咳の薬」とか、「鼻水の薬」とか、まあ、なんやかんやもらったとします。
で、薬を飲んで、数日たって、風邪の症状がおさまりました。

「風邪が治った~!良かった~! 病院の薬のおかげで治った~(*^O^*)」

って、これ、違いますからっっ!!

「病院の風邪薬(あるいは市販の風邪薬)」が「あなたの風邪を治した」のではなく

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「あなた自身の体の中にある免疫細胞や免疫システム」が「あなたの風邪を治した」のですよっ!!

軽い風邪程度であれば、薬なんて飲まなくても、体が勝手に治療してくれるんです。

えっ??(・д・) じゃあ、なんで風邪薬って飲むの??

と、思われた方がいるだろうと思うのですが、

これは、「つらい症状を和らげるため」です。

例えば、

・「咳が出過ぎると、寝たり休んだりがしづらいから」とか、
・「熱が出ると、大人の場合、頭がぼーっとして、仕事や家事に差し支えが出るから」

とか、そういう理由なんですね。
(使い方によっては、かえって、頑張って働いている免疫システムの力を抑えたりしちゃうので、治りがおそくなったりもします。
まあ、あまり書きすぎると、横にそれちゃうので、この辺りで話を戻します。)

で、RSウイルスは、特効薬がないため「風邪」と同じように、「対処療法」が基本となります。

お子さんの「咳」の症状がひどければ、咳のお薬や吸入、「鼻水」の症状がひどければ、鼻水を吸うなどの必要な治療を行っていきますが、基本的には、「お子さんの体の中の自然治癒力で治す」ということになります。

RSウイルスへの対処でここからが大事

ここで、おさえておいてほしいのが、

「病院でRSウイルスと診断されて、お薬をもらったから、それを飲めばもう安心!!(*^O^*)」
とは、思わないでほしいんですね。

RSウイルスをやっつけるのは、感染した本人の免疫細胞の力です。
そのため、免疫力がまだ未熟な乳幼児が重傷化しやすいんですね。

分かりやすくドラクエでたとえると、(今の若いお母さんってドラクエ知ってるんだろうか・・分かりづらければすみません(^^;))

大人の免疫システムは、レベル50以上で、ちょっと強い敵(RSウイルス)が現れても、「メラゾーマ」とか「ギガデイン」とか唱えて、ぱぱっとやっつけることができるのですが、

また、レベル2とか3程度の赤ちゃんの免疫システムだと、
「えっ??メラってどうするの(゚Д゚)??」
「ホイミってなに!?(゚Д゚)オロオロ・・(+_+)」

って、感じで、大苦戦してしまう・・・

そんなイメージです(^^;)

よく「RSウイルスは大人がかかると風邪程度ですむが、乳幼児だと重傷化することが多い」というのは、このようなイメージで捉えると分かりやすいです。

そのため、赤ちゃんがRSウイルスに感染し、病院で、お医者さんに「処方された薬を飲んで、様子を見ておいてくださいね。何かあればすぐに病院に来て下さい」と言われた場合、

本当に、注意深く親が様子を見て、苦戦しているサインがあればすぐさま、受診するという行動をとってほしいんですね。

そうやって適切なタイミングで受診さえできれば、先生や医療スタッフが後方サポーターとなって、全力でお子さんをサポートしていきますからね!!

では、次は、何が悪化のサインか?
どういうタイミングで受診すればよいか?
受診後、どういう治療をしていくことになるか?
について、お伝えしていきます。

まとめ

RSウイルスは、基本風邪と似た症状ですが、

・呼吸器の症状がきつい
・鼻水がよく出るため、中耳炎を合併しやすい

という特徴があり、重傷化しやすい、注意が必要な病気です。

また、特効薬がなく、対処療法となるため、診断後も、親がよく子供の機嫌や症状の出方に注意を払ってあげて下さい。悪化のサインがみられたらすぐに受診するという心構えが必要です。

具体的な悪化のサインや再受診の判断については、次の記事を参考にしてみて下さい。

RSウイルスの感染対策は?赤ちゃんだと入院治療が必要?期間はいつまで

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