長男が1歳6ヶ月のときに、RSウイルスで感染し、入院をしてしまいました。
実は、次男も同じ1歳6ヶ月のときに、RSウイルスに感染したのですが、入院に至らず、外来通院、しかも症状も軽度のもので済んでいます。
いろんな要因があるでしょうが、私の親としての心構えや受診の仕方なども、長男のときより少しはレベルアップしているのかな??と感じるところもありますので、何が違って、どう良かったのか?体験談と分析をシェアします。
RSウイルスの治療経過~次男の場合
まず、次男がRSウイルスに感染したとき、感染してから治るまでを経過をみます。
そして、長男のときと比べて、「どこが違ったか」をあげて、その内容を解説していきますね。感染対策の参考にしてみてください!
RSウイルスに次男が感染したときの話:咳の症状がいつもより目立つ
次男は1歳のときに、保育園入園します。
それから半年、はじめはすぐ風邪になり休んでいたのが、1週間くらいは元気に園に通えるようになってきたなあ・・と思っていたとき。
週の真ん中くらいから、少し咳をするようになります。鼻水も出ています。
1歳なので、園に通うとすぐ症状が悪化するのが分かっているので休ませます。
咳がいつもより、しつこいな、という感じを受けます・・。
普通の風邪は、時折、咳をするくらいだが、
やたら咳が目立つ。コホコホ言う時間が多いです。
ああ~、これ、RSウイルスじゃないかな~、すぐ受診しよう。
そう思って、かかりつけの小児科へ受診。
今かかりつけで通っている小児科は、ベテランのお医者さん。
いつも診断が早いです。
診ていただくなり、
「ああ~、RSウイルスの可能性があるね。検査するからちょっと待っててね」
と言って、看護士さんに検査キットを持ってきてもらいます。
検査では陽性。
「対処療法になりますので、お薬を出しておくね。吸入と鼻水を吸っておきましょう。」
と先生。
「しばらく吸入に通って大丈夫ですか?」と私。
「もちろん。夕方もおいで。鼻も一緒に吸いましょう」
ということで、吸入と鼻水を吸ってもらい、朝夕通うこと3日。
無事、元気に回復しました(^_^)
悪化することなく、余裕で外来治療ですみました!
RSウイルスで重症化しなかったのはなぜ?長男と同じ年齢で感染したのに何が違ったのか?
次男が感染したとき、長男と何が違っていたのか?
こんな点が考えられます。
・RSウイルスの病状を事前に知っている
・病状がすぐ悪化することも知っている
・RSウイルスは呼吸器に激しく症状が出るため、吸入が有効だと知っている
・中耳炎を予防し、重症化を防ぐために、鼻水もこまめに吸ってもらった。
・お医者さん側も、対応が素早かった。
・症状がしつこいことも知っているので、こまめに小児科に通った。
順番に解説していきます。
・RSウイルスの病状を事前に知っている
長男が感染した経験があり、イヤというほどRSウイルスの怖さが分かっていたので(-_-;)、つべこべ言わず、受診しました。
このとき、実母が一緒にいたのですが、「そんな咳くらいで受診って、過敏すぎるでしょ!何でもかんでもすぐに病院行ったらアカンで!!」と、結構言われたのですが、
そんなもんガン無視して受診しました(笑)。
このように、RSウイルスの知識がないと、はじめは風邪のような症状なので「しばらくしたら治るだろう」と思いやすいんですね
・病状がすぐ悪化することも知っている
これも大事です。
「しばらくしたら治るだろう」でなく、悪化することも多いため、
一見症状がたいしたことなくても、早いうちに受診して対策してもらったり、医療スタッフにも経過観察してもらうことが大切になります。
・RSウイルスは呼吸器に激しく症状が出るため、吸入が有効だと知っている
吸入は、効果が早くて、有効性が高いです。
RSウイルスと診断されても、早期の場合や症状が軽度の場合はお薬の処方だけに終わることも多いようです(これはお医者さんによりますが)。
咳が心配な場合は、「咳の悪化が心配なので、吸入はできませんか?」と聞くのもアリです。
(お医者さんのキャラによって、対応の柔軟性に差がありますが、こちらは聞いているだけなので、気を悪くされないだろうか??とか気にしなくて大丈夫ですよ。)
咳が激しくなると、気管支を刺激して、お薬がうまく飲めないこともあります。そのときは吸入がしっかりできていること!これができていると大きいです。
・中耳炎を予防し、重症化を防ぐために、鼻水もこまめに吸ってもらった。
中耳炎を合併すると、治療が長引きます。
鼻水も吸ってもらうために朝夕病院へ通いました。
「鼻吸いキット」をもっている場合、自宅でお母さんが吸ってあげてもいいのですが、個人的にはアレ苦手です(笑)。
なぜかと言うと、母がウイルスを吸い込んだような感覚になるからです(^^;)
あのキットで吸うと、鼻水を吸うことはないのですが(当たり前か)、ウイルスを吸い込んでいるのかな?私の場合、明らかに気持ち悪くなって、感染症がうつります(笑)。
なので、素直に病院に受診して、鼻水を吸ってもらいます。
・お医者さん側も、対応が素早かった。
最近は、「RSウイルスかな?」と先生が思った時点で、すぐに検査してくれるところが増えてきたように感じます。
かかりつけ医がすぐに吸入、鼻吸い(これは耳鼻科でやってくださいと言われることも多いですが、私の場合、小児科のお医者さんが処置できるところで、助かりました!)をやってくださって、助かりました。
・症状がしつこいことも知っているので、こまめに小児科に通った。
こまめに吸入や鼻水を吸ってもらうことで、つらさが和らぎますし、悪化を防げます。
お医者さんの経過観察もしてもらえるので安心です。
RSウイルスの対策まとめ!体験談を参考に
やっぱり一番大事なのは、「RSウイルスがどういうものなのか知っている」ということだと思います!
そして知るための一番有効なやり方は、「実際体験する」なのですが、おいそれと子供を体験される訳にもいきません(>_<)
なので、我が家の体験談を参考にしてもらって、お子さんの感染対策や対処に少しでも役立ててもらえるなら、とても嬉しいです。
こちらの記事で、RSウイルスについてのおさらい、受診の仕方についてや入院の心構えの復習ができます!
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こちらを読まれておられない方は、よろしければご参考にどうぞです。私のRSウイルスの知識がないばかりに、対応が後手後手になってしまっていたのがよく分かります・・(今になるとよく分かります(ToT))
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