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ノロウイルスの消毒を簡単で安全にできる方法!子供や赤ちゃんにも!

健康管理
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ノロウイルスの消毒を簡単で安全にする方法

ノロウイルスの消毒方法と聞くと、通常、「塩素系漂白剤」を思い浮かべると思います。
しかし、刺激の強い薬品ですので、お子さんや赤ちゃんがいるおうちの場合、「もし、子供が触ってしまったらどうしよう!」と不安になりますよね。

 

塩素系漂白剤より、安全性が高くて、とても気軽に使えるものをご紹介します!

また、手指や体につけても無害なものなので、赤ちゃんやお子さんにも安心して使えますし、感染予防にもとても効果が高いので、どうぞご参考にしてみてください(*^_^*)

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ノロウイルスの消毒をとても簡単にできる画期的なものとは?

 

ノロウイルスの消毒として、よく知られたものとして、
塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)があります。

 

しかし、この「塩素系漂白剤」っていろいろデメリットがあって、

・刺激が強いため、皮膚で直接さわれない、目に入れてはいけない。
・子供が触らないように厳重注意しないといけない。
・酸性のものと混ざってしまうと有毒ガスが出て危険

なども注意点があります。

 

取り扱いに気をつけなくてはいけなくて、気軽には使いづらいんですね(>_<)

しかも、皮膚への刺激が強いので、手指消毒には使えません(使ってはいけません!)  子供や赤ちゃんほど、ノロウイルスに感染しやすく、重症化しやすいのに、ノロウイルスの消毒って面倒くさくって、母親はとても消耗します(私はしてました・・・(>_<))。

 

そこで、おすすめなのが、
「微酸性次亜塩素酸水(びさんせいじあえんそさんすい)」

を使った除菌方法です。

 

何それ~!?って思われた方がいるかもしれません。
(私も最初、「何それー!?」って思いました(^^;))

 

まず、「次亜塩素酸水(じあえんそさんすい)」とは何かから説明しますね。

 

次亜塩素酸水とは

 

「塩酸」または「塩化ナトリウム」を電気分解してできた水溶液のことをいいます。
主な成分は「次亜塩素酸」です。

次亜塩素酸は、「強酸性次亜塩素酸」、「弱酸性次亜塩素酸」「微酸性次亜塩素酸」がありまして、

これらは酸性濃度の違いでして、
「微酸性次亜塩素酸水」は、人の肌に近い濃度で、肌に優しいと言われています。

 

 

微酸性次亜塩素酸水は、どんな特徴があるの?

 

・強力な除菌効果があり、ほとんどすべてのウイルス・菌・カビに効果があります。
・消臭効果があります。
・万一飲み込んだり、皮膚にふれても安全です。
・有機物に触れると反応し分解するため、残留性がありません。

 

このような特徴がありますが、特に安全面についてみていきますね。

 

 

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ノロウイルスの消毒として安全性はだいじょうぶなの?

 

この「微酸性次亜塩素酸水」の安全性についてです。

 

「微酸性次亜塩素酸水」の主な成分は、「次亜塩素酸」なのですが、

 

この「次亜塩素酸」は、もともと人の体内で作られ、白血球が病原体に対して免疫機構の攻撃物質と用いているものなのです。
そのため、強い除菌効果がありながら、人体への害はないという、スグレモノです!

 

日本では、平成14年6月に、食品添加物として指定されており、安全性の高さが分かります。

また、
細菌やウイルスといった有機物に触れると、分解して水になります。
そのため、残留物質が気になって、皮膚に使えないといったこともありません。

中性に近い微酸性ですので、人の肌にも優しいです。

 

 

ノロウイルスは、予防や消毒が難しい感染症

感染予防と言えば、「手指の消毒」が大事です。

 

しかし、アルコールは肌への刺激が気になるところですし、そもそも、ノロウイルスにはアルコールへの抵抗性があります(効きづらい)。

かといって、塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)は、刺激が強すぎるため、皮膚への消毒に使ってはいけません。

 

じゃあ、ノロウイルス予防はどうすればいいの?というと、ひたすら「手洗い」しかなかったんですね。

 

でも、「手洗い」したら大丈夫かというと・・・、

通常、菌や一部のウイルスなどは、石けんを使うと落ちやすいのですが、ノロウイルスは「ノンエンベロープウイルス」といって、石けんでは落ちにくいタイプのウイルスです。
(他にはアデノウイルスもそうです。どうしてか・・は長くなるので省略します(^^;))

 

そのため、ひたすら流水で物理的に流すしかない、という対処法でした(2度洗いもよくオススメされています。)

 

その点、微酸性次亜塩素酸水なら、人の肌へ刺激を与えず、簡単にスプレーするだけでノロウイルスへの除菌効果がある点が優れています。

 

おすすめのやり方としては、手洗いをしたあと、キレイにふいて、その上でしあげとして、微酸性次亜塩素酸水をスプレーするとよいと思います。

 

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ノロウイルスの消毒として子供(または赤ちゃん)に使ってだいじょうぶ?

 

このように安全性が高いため、子供や赤ちゃんに使っても大丈夫です。

「微酸性次亜塩素酸水」を使った商品で、子供や赤ちゃんに使うことを想定して開発された商品もありますので、気になる方は、そのような商品を選んでみるとよいかもしれません。

 

 

念のため、気をつけてほしいこととして、
「次亜塩素酸水」と「次亜塩素酸ナトリウム」は、字が似ていてややこしいのですが、全然違うものです。
「次亜塩素酸ナトリウム」は「塩素系漂白剤」に使われている成分ですので、間違えないで下さいね!

 

また、家庭で消毒に使うものは「微酸性」の次亜塩素酸水です。
「弱酸性」や「強酸性」のものは選ばないでくださいね。

 

 

ノロウイルスは感染力が強く、家族の誰かが感染すると、次々と家族が2次感染してしまう場合も多く、つらいものです。
感染予防や、2次感染の予防に役立てていただけると嬉しいです(*^_^*)

 

 

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