次男と私がウイルス性胃腸炎でこの一週間苦しんできましたが、ようやく回復しつつあります(*^_^*)
来週からは次男は保育園に復帰できそうです。
すると、次に気になるのは、ウイルス性胃腸炎の再感染・・・。
園に行って、別のウイルス性胃腸炎にまた感染しないか!?ということです。
元気になっても、ウイルス性胃腸炎はワンシーズンに何度もかかることで有名ですし、それは何とか阻止したい!!!
なので、感染予防として母ができることをまとめてみました。
また、子供だけ、あるいは、大人だけで感染予防を頑張っても、家族から他の家族に感染してしまう場合もあるでしょうし、
家族全員で感染予防に取り組めるような感じでまとめています。
ウイルス性胃腸炎の再感染の予防!シーズンで何度もかかることを防ぎたい
前回は、「同じウイルス性胃腸炎に再感染することを予防する」ことを書きました。
例えば、子供から親や家族に胃腸炎がうつってしまい、それが再び子供に再感染してしまう場合のときです。
その場合の対応については、こちらに書いています。
ウイルス性胃腸炎の家族への再感染を予防する!子供への対処法【我が家の感染事例から分析】
それで、今回は、「せっかくしっかり休んでウイルス性胃腸炎が回復したのに、園や小学校に復帰したら、また別のウイルス性胃腸炎にかかってしまった」とか、
「冬になると、何度も何度もウイルス性胃腸炎に感染するので、もう何とかしたい!!」という場合について書いています。
では、結論からいきます。
何度もウイルス性胃腸炎にかかるのを予防するには、
「体の外側」の予防アプローチと
「体の内側」の予防アプローチを両方やるとよいです。
「外側のアプローチ」
・人混みを避ける
・病気の感染予防策を徹底する
「内側のアプローチ」
・体の免疫力を上げる方法を試す
・腸内の免疫力を上げる食事を意識して食べる
「ウチとソトの両方!」で覚えて下さいね。
ウイルス性胃腸炎に何度も感染することを阻止するために必要な「外側のアプローチ」
これは、ウイルスが体に入ってくることを防ぐことです。
なので、手洗いうがいや手指消毒
赤ちゃんの手の消毒でおすすめの方法は?アルコールは大丈夫?ノンアルコールでよいものは?
マスクをする
消毒や除菌に気をつける、
ノロウイルスの消毒を簡単で安全にできる方法!子供や赤ちゃんにも!
などのことです。
詳しくは、それぞれで別の記事でも書いていますので、気になる方は、確認してみてくださいね。
ただ、これだけでは片手落ちになってしまうというか、「内側のアプローチ」も同時にやることが大切になってきます。
免疫力を上げる方法とは?ウイルス性胃腸炎の再感染を防ぐためにできること
どんなに、「ウイルスが体の中に侵入することを防ごうと頑張っても、100%阻止することはできません。
だから、内側の免疫細胞の力をつけてあげて、ウイルスに対する戦闘力を上げていくことも大事です。
「免疫力を上げる」ための方法とは?
体温を上げる
体温を上げると、なぜ免疫力が上がるのかと言うと、
まず、体温が上がると、血液のめぐりがよくなります(血流が良くなる)。
血液というのは、体のいろんな細胞に栄養と酸素を送り届けたり、老廃物を持ち帰る働きをしています。その血液の中に、白血球というのがあるのですが、これが免疫機能をもっています。この白血球が体の中をめぐることで、体内に異物がないかどうかパトロールしています。
そのため、血流が悪いと、白血球のパトロールも遅くなり、結果、ウイルスや細菌の発見が遅れてしまい、発病しやすくなってしまいます。
なので、冷え予防をすることが大事です。
運動をする
冷えや低体温の原因の9割は筋肉量の低下と言われています。
筋肉は人体で最も熱を発生させる器官なので、筋肉が少なくなると、体温も下がります。
そのため、日常で意識して運動すると良いです。
といっても、ジムなど、どこかにわざわざ通う必要はありません。
勝間和代さんの本によると、ジムなどは本当に好きな人を除くと、挫折率が非常に高いそうです。
なので、電車通勤をしている方ならエスカレーターを使わずに階段を使って移動する、
マンション住まいなら、階段で行き来する(私は以前、マンションに住んでいたので、帰宅するたびに階段で行き来するといい運動になりました(*^_^*))、
のような、「ついで運動」がおすすめです。
お子さんがいるお家は、できるだけ家に閉じこもらずに、暖かい日はどんどん屋外に出て、公園で遊んだり、ボール遊びなどすると、運動量も多くて子供も楽しいですし、良いですよ♪
我が家では、「自然観察公園」といって、季節折々の木々や植物の様子を観察しながら、散歩できる公園が近くにあって、そこをまわるだけで結構な運動量になるので、子供たちと一緒によく通っています。
(土日に、「子供たちをどこに連れて行こう(>_<)」と悩んだときにも良く行きます(^^;))
免疫力を上げる食べ物や料理は?腸内の免疫パワーを上げて胃腸炎を防ぐ!
免疫力の60%~70%は腸内になるとも言われています。
そのため、腸内環境を良好に保つことで、免疫力の低下を防ぐことができます。
発酵食品
腸内細菌のバランスを整える働きがあります。
ヨーグルト、漬け物、味噌、納豆などです。
ヨーグルトが有名ですが、日本人は乳製品が体に合わない場合もあります。
その点、味噌はおすすめで、日本人にとってなじみ深い食品で、亜鉛も含んでいるため、免疫細胞を保護する効果も期待できます。
食物繊維やオリゴ糖
免疫細胞のバランスを改善してくれます。
ポリフェロール類
トマト、リンゴ、お茶など
免疫細胞自体に働きかける栄養素
タンパク質・・細胞の主成分となる
ビタミンAやビタミンE・・細胞の免疫機能を保持する
亜鉛やセレン、銅、マンガンなどのミネラル類・・免疫細胞を保護する。
腸内環境を整える料理を考えてみた
いくら体にいいからと言っても、なじみのない料理だと続きませんので、和食でなじみのある料理、あるいは作りやすい料理で考えてみました♪
具だくさん味噌汁
味噌は、発酵食品なので腸内細菌のバランスを整えます。
わかめを入れれば、水溶性の食物繊維をとれます。
残り野菜を入れれば食費節約になるし、毎日取り入れても飽きませんよね
筑前煮
根菜類やこんにゃくが入っていて、食物繊維が豊富にとれます。
にんじんからはビタミンAがとれますし、鶏肉からはタンパク質が摂取できます。
汁気を煮詰めれば数日持つので、作り置きにもおすすめです。
ミネストローネ
子どもが飲みやすいのでおすすめです。
トマトは「1日1個食べると医者が青ざめる」と言われるほど栄養価が高い食べ物です。
ただ、体を冷やす働きもあるので、ミネストローネのように温めて食べる料理がおすすめです。
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