あなたは誕生日やクリスマス、バレンタインなどで彼にプレゼントを何度も贈っているのに、
彼からはプレゼントを一切もらえないしお返しももらえない・・!
お返しをしてほしいって考えるのは、心が狭いの?
それとも贅沢なのかな?
こんなことで別れを考えたりするのは、ワガママな考え方なのかな!?
イヤイヤ!!そうとも言い切れない場合もありますよ。
「プレゼントをこちらは渡しているのにお返しがない彼のタイプ」を分類して、
問題アリな可能性がある彼氏のパターンを解説してみました。
彼氏との考えが合わない、と感じているあなた、自分の将来のためにも二人の関係について、じっくりと考えてみるといいですよ。
彼氏がプレゼントをくれない心理をまとめてみる
例えば、あなたが彼に全くプレゼントをあげたりしていないのに、
「彼からプレゼントを欲しい!!」と一方的に言っている場合でしたら、
「ちょっとワガママじゃない?」とか、
「もう少し彼氏の状況も考えてあげたら」と言われても仕方がないのですが。
あなたが、クリスマスや彼の誕生日などに、何度かプレゼントをしてあげても、
彼からお返しやプレゼントがない!という場合は、
一般的な傾向とは違う、かなり特徴的な行動
だと判断ができます。
プレゼントにお返しは義務ではないでしょうけど、
好きな人や大事な人から頂いたのなら、自分もお返しをしたい!という気持ちになるのは
多くの人が感じる自然な気持ちの流れです。
ところが彼はそうではない。
ということなので、一度きちんと「彼がどうしてお返しをしないのか」を分析して、
今後のおつきあいをどうしていくか検討するといいですよ。
前回の記事で、
彼氏がプレゼントをくれないときに考えられる理由をあげました。
彼氏がプレゼントをくれない!社会人で付き合い始めなら見極めが大事!
そこでは、
① 社会人だけどお金がないケース
② 時間がないケース
③ プレゼントより、デートや食事など思い出にお金をかけたいタイプ
④ 「欲しくない」「いらない」と言われたから、本当にいらないと思った
⑤ イベントごとに興味がないタイプ(育ちや環境の問題)
⑥ 自分の趣味や自分が欲しいものが優先
⑦ ケチ
⑧ もらうのはいいが渡すのはイヤ
ざっと、これくらいの理由をあげてみました。
1から5については、前回の記事で書いています。
彼氏がプレゼントをくれない!社会人で付き合い始めなら見極めが大事!
もし、前回の記事をまだご覧になっていない方は、見て頂いてからこちらを読んだ方が分かりやすいと思います。
今回はこの記事の続きになります。
それで、これらの理由を見ると、
・環境の問題
・育ち方や考え方、価値観の問題
・性格の問題
に分けられます。
上の表で言うと、
「①お金がない」「②時間がない」は、どちらかというと環境の問題、
「③思い出に時間をかけたい」「④いらないと思った」「⑤イベントに興味がない」というのは考え方の問題
最後3つの「⑥自分が優先」「⑦ケチ」「⑧人に渡すのはイヤ」というのは、性格の問題になります。
あくまで一般的な傾向ですが、
次に、「考え方の問題」、
最も変わりにくいのが、「性格の問題」
となります。
で、今回は、最も変わりにくくて、ここに当てはまるとヤッカイなのではないか!?
と私的に考えている「性格の問題」で、
プレゼントをくれない場合について
解説していきます!
彼氏の性格に問題がある?プレゼントをくれない心理的・性格的な要因
では、彼氏がプレゼントをくれないときの心理的要因、特に性格的要因について、⑥、⑦、⑧を説明していきます。
⑥ 自分の趣味や自分が欲しいものが優先
コレ!という自分の趣味がある場合で、趣味への費用がその人の支出の中心になっていたりする場合があります。
例えば、ミニカーのコレクターで、好きなミニカーは高額を出してでも買うけど、それ以外の支出はムダ使いだと思ったり、趣味にお金を使い過ぎて、プレゼントやデート代にまわすお金がない場合などがあてはまります。
これまでの対人関係で、あまり人との付き合い自体がなかったとか、
対人関係よりも趣味を重視してきたとか、そういう方も多いです。
対人関係や異性との付き合いの経験が乏しいために、
相手がどうしてほしいかイマイチよく分かっていない場合もありますので、
率直にあなたの意見を伝えて反応をみるといいです。
意見を伝えたにも関わらず、趣味や自分のことを一貫して優先する場合、性格の問題が考えられます。
⑦ ケチ(お金を払いたくない)
余分なことにお金を払いたくない!と思うタイプです。
生活に必要なこと、自分の価値観(独特なものが多い)から払ってもいいと思えることには払うけど、それ以外のことは余分なので、できるだけ払いたくないというタイプもいますし、
単純に、お金はとにかく払いたくない!という考え方の人もいます。
対人関係に問題があるタイプが多いです。
⑧ もらうのはいいが渡すのはイヤ
⑦と似ていますが(^^;)
自分がもらうのはいいが、
人に渡すこと=出費、あるいは、
人に渡すこと=金をドブに捨てるのと同じ
となるので、イヤ!という人がいます。
多くの人は、「自分がいただいたらお返しどうしよう?」と悩むのですが、
全くそういう発想が出てこないという人もいます。
かなり自己中心的なうえ、
利他性といって、「相手の気持ちを尊重する、相手を思いやった行動をする」力が乏しい、問題のある性格です。
彼氏の性格で合わない・キツい・悪い!とあなたに感じさせるのはなぜ?
この⑥、⑦、⑧のところを読んでもらって、
「うわあ~、この性格はキツいわ・・」
「こんな考え方じゃあ、私とは合わない・・」
と感じた方もたくさんおられると思いますが(^^;)、
この、⑥、⑦、⑧の性格の、どこがどう問題になるか?について、もうちょっと
掘り下げて考えてみます。
共通するのは、
思考の柔軟性の低さ
想像力や思いやりの低さ
社会性の低さ
自己中心性
です。
社会性とは、「ある状況のとき、多くの人がどうすべきか知っていたり、振る舞えること」を指します。
社会性があれば、プレゼントを頂いたら、「普通、お返しってするものだよね?お返しどうしよう?」と考えます。
このような発想が出ない、ということなので、社会性が低いのではないか?と考えられます。
または、社会性が育つための、対人関係がこれまで希薄だった可能性があります。
想像力や思いやりがある人であれば、プレゼントをいただいたときに、
「きっと彼女は、僕のために一生懸命悩んだり時間をかけて選んでくれたんだなあ」と
プレゼントをいただくまでのプロセスも想像することが自然にできて、プレゼントに含まれたあなたの気持ちをいただけたことを嬉しく思います。
そして、「僕もお返しをしないと!」という発想につながっていきます。
で、想像力や思いやりが乏しい場合、そのプレゼントをもらうまでのプロセスに思いを馳せるということが、まずありません。
「彼女からモノ(プレゼント)をもらった!嬉しい!」で、終わりなんですね。
ここが極端になると、彼女からいただいたプレゼントの「モノ」だけを見て、
「これ、僕使わないし、いらない」とか、
「こんな安物、よく買ったよね」など、
平気で言ってきます。
もらったモノや、された行為について、自分の欲求(自分の欲しいモノだったかどうかなど)が満たされたかどうか、
という点でしか判断していないから、このような発言になります。
ここまでくると、「自己中心的な思考の持ち主」ということになります。
このように、
こんなことを相手が言ったら、どう感じるか、
プレゼントにどんな意味が込められているのか、
そこに思い至らない人、関心を払わない人もいるんですね。
で、これら、社会性や想像力が乏しい人というのは、思考の柔軟性も乏しい事が多く、なかなか変わりづらいという特徴があります。
(ただ、中には、発達障害系の人で、お人柄には問題ないのに、相手の気持ちを把握しづらいってタイプの方もおられます。)
では、このような人が彼氏だった場合、どうしたらいいか?
彼氏が性格に問題ある場合どうしたらいい?
とっても、残念な話なのですが、こういうタイプの方は、なかなか性格が変わりません。
どれくらい変わらないかと言うと、
私は仕事柄、心理療法、心理カウンセリングとかやっているのですが(プロフィール参照)、
基本、こういう方ってカウンセリングなんかに来ないのですが、
ごくごくまれに、どういう風の吹き回しか(^^;)カウンセリングに来られるときがあります(本当にまれな話(^^;))
で、1年以上、場合によっては数年以上、頑張って来談されて、本人なりに頑張ってカウンセリングを受けるのですが、
私の主観ですが、そこまでやっても、95%以上の方は改善されません。
っていうか、私は、改善した人みたことありません。
もしかしたら、私の技術不足ということもあるかもしれませんが、同業者の知り合いたちも、やはりこういうタイプは難しいといいますし、
私たちみたいな行動変化を起こすプロたちが、「性格や行動を変えることは難しい」といっているタイプであることは知っておいてください。
その上でどうするか。
彼は好意をもらい続けるだけで、こたえることはない。
あなたがこんな状況になっていないかよく振り返ってみて、もしそうであれば、
この関係がずっと続くということを知ってもらって、
それでも彼との関係を続けることができるかどうか、
じっくりと考えてみるといいと思います。
気持ちが混乱してくるようなら、
あなたが信頼している同性の友達か、
同じく、あなたが信頼していて、かつ彼をよく知る男性の友達に
一度じっくりと相談してみるといいですよ。
もしかしたらツライ意見が出るかもしれませんが、あなたのこと、あなたの将来のことを真剣に思っての意見を言ってもらえると思います。
その上で、あなた自身が判断していけばいいのです。
もしかすると、この文章があなたにとって厳しく感じられるようだったら、ごめんなさい。
でも、女性の人生で、特に若いときって、とても大事な時代ですので、
できるだけ、あなたのためになる有意義なことに時間を使っていただきたいなと思って、書いてみました。
なにか、少しでも役に立つところがあれば嬉しいです(*^_^*)