節分には、恵方巻きを食べるお家も多くなってきましたよね。
節分の夕食に「恵方巻き」だけでは、夕食としてはもの足りないかもしれません。
そうすると、恵方巻きに合うおかずや付け合わせを用意したいところです。
かといって、恵方巻きは、買うにも作るにもけっこう高くつきますので、副菜まであれやこれや買ってしまうと、けっこうな出費です(>_<)
2月はバレンタインという伏兵も控えていますし(^^;)、節分での出費はなるべくなら抑えておきたいところです・・。
というわけで、節分の恵方巻きに合うおかずで、かつ節約で簡単にできる付け合わせのアイデアを、主婦のままりいが真剣に考えて献立やレシピ紹介をしていきます!
節分の献立!恵方巻きは高いから副菜は安く済ませつつ栄養バランスを考えたい
節分の恵方巻きは高い・・
恵方巻きって買うと結構高いですよね(-_-;)
去年スーパーで私が買ったときは、太巻き1本で、400円~800円くらいしました(はっきり覚えていないので、多少値段が違うかも。また、地域やお店によっても値段は変わるかと思います)。
高いところで、百貨店が出している、海鮮が入っている豪華太巻きだと、5000円!とか1万円!!とかお値段がするところもあるそうです!!
おいしいフレンチを食べに行ける値段ですよ・・(^^;)
手作りとしても、5人家族の我が家では、材料費が2000円弱しました。
それでも、太巻きだけではもの足りませんよね・・。
「メインのおかずを作らないといけない?」とか「他に付け合わせをそろえないといけない?」と考えると、どんどん出費がかさみます。
節分のおかずはいわしやそばや茶碗蒸しが定番だけど?
節分の恵方巻きに合うおすすめおかずとして、「いわし」や「そば」や「茶碗蒸し」がおすすめされていることが多いですね。
ですが、ちょっと気になっている点がありました。
節分のいわしは高い・・
「いわし」って、節分の日は結構高いです(;_;)
おせちの材料が12月になると高くなるように、節分の直前はいわしも強気の値段で売られています(-_-;)
2月2日とか3日に買ったときは、1匹300円くらいでした(地方やお店によっても違うと思いますが)
恵方巻きの材料費2000円プラス、いわし5匹で1500円・・合計3500円・・これに加えて野菜などの副菜を買うと・・・・かなり出費です(>_<)
(これで恵方巻きを市販のものを買うと、もっとかかりますしね)
いわしは節分の行事食なので、ぜひ献立には取り入れたいところなのですが、どうにか節約できる工夫はないかな!?と気になるところです。
節分そばなら高くはないけれど・・
おそばも、「節分そば」と言って、節分の食べ物として恵方巻きのときのおすすめおかずとして紹介されていたりもします。
おそばはそれほど高くなくて良いのですが、「恵方巻き」は酢飯を使っていて炭水化物多いですし、おそばをプラスすると、間違いなく炭水化物過多になります(^^;)
(ラーメンとチャーハン定食みたいな)
行事食なので、その日だけはアリ!!という考え方でもいいのですが、
節分で追い払う鬼は、「邪気や冬の寒気の象徴」と言われています。
せっかくなので、栄養満点の献立にして、節分の行事食をモリモリ食べて、鬼(に象徴される細菌やウイルス)を家族や子供たちから追い払ってやりたいです!!
茶碗蒸しだとどうなる?
「お寿司に合う」、「冷たいお寿司に温かいものがいい」という理由で茶碗蒸しをおすすめされていることも多いです。
ままりいもお寿司に茶碗蒸しの組み合わせ大好きです( ^o^)ノ!
ですが・・
茶碗蒸しを作るとなると、これまた意外と手間がかかります。
こし器で卵をこしたり、具材の下処理とか蒸したり。
恵方巻きを作るだけでも結構大変ですし、豆まきの後片付けもやらなちゃいけないしで、できるだけ、副菜はラクしたいというのが本音ですよ~。(食べるだけならいいんですけどね(^^;))
あと、茶碗蒸しは、卵、鶏ささみ、かまぼこなど、タンパク質メインになるので、節分王道メニューの、「いわし」や「恵方巻き」に合わせるなら、野菜が足りなくなります・・。
せっかく手間をかけるなら、栄養満点の献立がいいな~!!と私は思いますっ。
ここまでを整理すると、
恵方巻きは高くなるので、副菜は安くおさえたい!けれども、「節分ならでは」の食材を使いたい!
いわしは、節分に用意したい食材だけども高い!
恵方巻きは炭水化物やタンパク質(具材が卵や海鮮のものが多いため)なので、野菜がとれる副菜がほしい!
恵方巻きを手作りするなら、結構手間がかかるし、節分当日は豆まきイベントや後片付けもあるから、副菜はラクして作りたい!
という不満を持っていたので、これらを解消する献立のアイデアやレシピを紹介していきます♪
恵方巻きの付け合わせでおすすめは?節分由来で節約しつつおかずになるものは?
では、恵方巻きのときのおかずとして、節分由来の食材を使いつつ、節約もしつつ、栄養バランスもとれるものはどんなものがあるでしょうか?
恵方巻きの付け合わせのいわしをお得に買うコツ
まず、「節分のメニュー」として、個人的には「いわし」は入っているといいなあと思います。
鬼はイワシの焼いた煙と臭いが大の苦手とされています。
また、イワシは、栄養満点で、DHA、EPA、カルシウムも多く含まれる健康食材ですので、鬼を追い払うために「栄養をつける」「冬の寒気に備える」という意味ではぴったりの食材です。
イワシを買うときの、おすすめは
「早めに買って冷凍しておく!!」です。
頭や内臓をとって、下処理をして冷凍保存します。
そして、当日は塩焼きにしたり、蒲焼き、煮物にしたりなどして使えます。
下処理もした状態なので、当日は、「解凍」→「加熱・味付け」というステップのみですみますので、ラクラク手作りができます(*^O^*)
下処理の仕方や解凍方法はこちらのサイトが詳しいです!
急速冷凍を使った高品質業務用食材の通販コーナー「春夏秋凍食材マーケット」
このホームページでも作り方が紹介されていますが、
「イワシのつみれ」にした状態で、冷凍保存しておくこともおすすめです。
節分当日は「イワシのつみれ汁」を作れば、冷たい恵方巻きに、温かい汁物を合わせることができて、ぴったりの献立になります。
市販されているつみれを買うのも一つの手
「事前に、イワシを買うのを忘れてしまった!」
「仕事や家事育児で忙しくって、とてもイワシの下処理をする時間がない!」
という方は、市販されているイワシのつみれを買うというのもひとつのアイデアです。
節分当日にイワシを1人1匹ずつ買うのに比べたら、ぐっと値段をおさえられますし、節分気分はじゅうぶん味わえていいですよ!
冷たい恵方巻きに合うおかずのアイデア
恵方巻きは、お寿司で冷たい食材なので、温かいおかずや汁物があると嬉しいです。
また、恵方巻きが比較的ボリュームがあるおかずなので、副菜はあっさりしたものがおすすめです。
そこで、おすすめな汁物が「けんちん汁」。
温かい上に、「けんちん汁」は元々が精進料理のため、具に、にんじん、大根、ゴボウなど、植物性の具材を入れるので、野菜がたっぷりとれて、比較的うす味なのが特徴です。
そこが、恵方巻きとの栄養バランスや味との相性が抜群です!
そして、けんちん汁は、節分に由来する食べ物でもあります。
関東の一部地域では、節分にけんちん汁を食べる風習があります。
元々けんちん汁は、鎌倉建長寺の修行僧が作った「建長汁」がなまって「けんちん汁」になったという説があるのですが、関東地方では寒い冬には根野菜がたっぷり入った体の温まる、栄養豊富な汁として親しまれてきました。
けんちん汁にこんにゃくや節分豆を入れることもおすすめです!
こんにゃくは、後でお伝えしますが節分に由来した食材ですので、行事食になりますし、体にも良いですよ(^_^)
けんちん汁おすすめレシピです。
恵方巻きのおかずにはこんにゃくを使った具だくさんの煮物を活用する♪
なぜ「こんにゃく」!?かと言いますと、
こんにゃくを食べる風習は、四国地方であるそうです。
昔から、こんにゃくは「お腹の砂下ろし」「胃のほうき」などと呼ばれ、食物繊維が豊富なことから、胃腸をきれいにする作用があります。
そのため、体内の毒素を体外へと排出し、身を清めることを目的として、大掃除の後や冬至、節分など節目の時期に食べられていたのです。
そこで、おすすめの献立としては、「こんにゃくを使った煮物」を事前に作っておく!です。
水分をとばせば煮物は日持ちがしますので、節分の前日や数日前に作っておけば、当日はできたものを出すだけですみます。
こんにゃくの煮物としては、こんなレシピもありますが・・・
節約ヘルシー★旨ウマこんにゃく煮 by えみんちゅ*
https://cookpad.com/recipe/972401
ままりいおすすめの煮物は、「筑前煮」と「五目豆」です!
筑前煮には、こんにゃくの他にも、具だくさんの根菜をとれますし、野菜さえ切りそろえれば案外簡単にできますし、水分をきちんと飛ばせば2~3日ほど持ちます。
せっかく作るのなら、野菜もたくさんとってしまいましょう!
こちらが「筑前煮」のおすすめレシピです
作り置きを食べる前には加熱殺菌することをおすすめします。
豆にちなんだ「五目豆」もおすすめです。
大豆には、豊富な植物性タンパク質のほか、食物繊維、ビタミンB群、カリウム、カルシウムのほか、イソフラボン、などの有効成分もたっぷり含み、コレステロール低下や骨粗しょう症予防など多くの健康効果があります。
こちらも根菜類が入りますので、野菜の栄養たっぷりです(*^O^*)
五目豆のレシピはこちら。
献立例としては、
例1:メインにいわしを使う場合、
いわしの塩焼き(あるいは蒲焼き、煮物など) (冷凍で下処理しておいたものを焼く)
けんちん汁
例2:いわしのつみれ汁を使う場合、
いわしのつみれ汁 (つみれは事前に作るか市販のものを利用)
筑前煮(または五目豆) (事前につくっておく)
というような感じで献立が考えれば、当日は、恵方巻きの準備とほんのちょっとの手間ですみますので、良かったらご参考にしてみてください(^_^)
節分の恵方巻きに合うおかずで簡単そして節約になるレシピを他にも集めてみた
他にも参考になりそうなレシピをメモ書きしておきます!
恵方巻きのおかず:イワシのメニュー
イワシの蒲焼き
丁寧に作り方が載っています。
下処理をしておけば、後は解凍して味付けだけです。
イワシの梅煮
イワシのハンバーグ
食べやすいし、ハンバーグを作った時点で冷凍しておくと便利です。
イワシのハンバーグ
http://www.kikkoman.co.jp/homecook/search/recipe/00000795/index.html
和風味です。
お子さん向けのカレー味です。
恵方巻きのおかず:酢の物やおひたし
恵方巻きと温かいメインの組み合わせのとき、副菜としては、酢の物、おひたしなどで、野菜をとることもおすすめです。
当日、作るのが手間でなければ、こういうのもいいです。
こちらは、甘味とコクがあり、好きなお味です。
恵方巻きのおかず:お豆腐
お豆腐も節分にちなんだ食材で、あっさりしているので、恵方巻きとの相性はよいです。
今週末2月3日は節分。2月4日は立春です。
節分・立春には、豆腐を食べる風習があります。「立春大吉豆腐」
古来より豆腐は「白い豆腐には邪気を追い祓うほどの霊力が宿る」と伝えられ、
身を清める食べ物であると考えられていました。2月3日(節分)に豆腐を食べると、罪穢れを祓われる。
2月4日(立春)に豆腐を食べると、清められた体に幸せを呼び込む
と言われています。
気をつける点としては、白いまま食べるのがよいそうです。そのため、お醤油をかけるのではなく、塩などで味付けするのがよいとされています。
あっさりして温まりそうです(^_^)
お豆腐はシンプルに冷や奴や温奴でもよいと思います♪
いかがでしたでしょうか? まとめてみると、予算をおさえながらも案外いろいろな献立が考えられるなあと思いました。節分は予算を抑えながらも、豆まきと食事でしっかり鬼を追い払って幸福を呼び込みましょう!
【節分の記事はこちらにもあります♪】
恵方巻きが高い!安い予算ですむアイデア4選!レシピなら簡単で人気なのは?