地鎮祭などで神主さんへお渡しする「初穂料(はつほりょう:または玉串料)」。
初穂料を包むための「のし袋」はどこで買えばいい?どんなものがいい?
日々忙しいですし、ぱっと買えるといいですよね。
ご近所のダイソーやスーパーで売ってる?
水引が印刷された簡易ののし袋でもいいのか?
のし袋が買える場所、
地鎮祭に、ふさわしい水引の種類について分かりやすく整理しておきます。
関連記事 地鎮祭で迷うこと、分かりづらいことを解説した記事をまとめました。
地鎮祭などの初穂料ののし袋どこで買う?どこで売ってる?
まず、地鎮祭ののし袋を買えるところですが・・
ホームセンター
スーパー、コンビニ
ドラッグストア
文房具店
百貨店
100均
などで買えます。
地鎮祭で使うのし袋は、「水引が紅白で蝶結び(花結び)」のものです。
(ちなみに、七五三やお宮参りなども「蝶結び」が使われます。(下の2つの写真を参照)
ただし、こういう・・水引が印刷されたのし袋ではなく↓
このような、水引がついていて内袋があるもの↓↓が一般的です。
基本は、
「水引」があるもの、
「内袋」があるもの
を選ぶようにします。丁寧な印象になります。
(ちなみに七五三やお宮参りの場合も水引がついている方が丁寧な印象です。)
水引が印刷された「簡易なタイプののし袋」は、コンビニ、ドラッグストア、スーパーなどほぼどこでも買えますが、
「水引と内袋がついているのし袋」は種類によっては、コンビニやドラッグストアに置いていない場合があるので、注意が必要です。
↑これは関西在住の筆者が撮影したもの。
ドラッグストアののし袋の品揃えなんですが、
地鎮祭で使う「紅白蝶結び」ののし袋がありません。(;´Д`)
ですので、本格的なのし袋を選んで買いたい場合、
大きめの文房具店、百貨店など、規模の大きいお店まで出かけた方が確実だと思います。
地鎮祭などの初穂料ののし袋はダイソーや100均で売ってる?(関西)
その点、ダイソーはおすすめ!
ダイソーだと、こんな感じ↑↑の品揃えです。
水引がついているのし袋もちゃんと置いていますし、使いやすそうなデザインののし袋がたくさんあります。
写真を撮ったところは、売り場面積が広いダイソーですが、スーパーの一角にあるようなダイソーでも、「のし袋」の種類は必要なものが一通りそろっていることが多いです♪
品揃えがいいです!
初穂料ののし袋、コンビニだと?
ちなみに、コンビニの品揃えとなると・・・
↑↑こんな感じで、ドラッグストアより品揃えは少なめ。
「水引が蝶結び(花結び)」のものはありませんでした・・・・
筆者の住む関西の場合・・・
関西だと、
写真にあるように、「紅白の「あわじ結び」の水引(後で説明します)ののし袋」はコンビニやドラッグストアでも、割とどこでも置いているんですが、
「紅白の「蝶結び(花結び)」の水引ののし袋」は、コンビニやドラッグストアでは売ってなかったですね・・
ですので、「紅白の蝶結び(花結び)の水引ののし袋」を使いたい場合は、
まず、手軽に行ける100均で探してみて、
なければ大きめ文房具店、ホームセンター、百貨店で探してみるのが確実かなと思います。
(関西以外だと品揃えが違うかもしれませんが・・)
ただ、地鎮祭に使うのし袋は、「あわじ結び」も使える(これは地域にもよります)ので、
あわじ結びのものであれば、コンビニでもドラッグストアでも簡単に手に入ります♪
水引の種類については、後で詳しく解説しますね。
地鎮祭ののし袋、印刷されたものはダメ?
また、「水引が印刷されたのし袋」なら、コンビニやドラッグストアでもほぼどこでも売っているので、手に入りやすいです。
この「水引が印刷されたのし袋」を使って良いかどうかなんですが・・・
実際に神主さんに聞いたところ、印刷されたものでも、水引がちゃんとついているものでもどちらでも大丈夫!気にしないです、とのことです。
印刷されたのし袋はタブーというわけではないので安心してくださいね。
ただ・・一般的なマナーとしては、
・印刷された「のし袋」は、簡易のもの。
目安として「1万円まで」のお札を入れるときに使う。
・1万円以上のお札を入れる場合は、「水引」「内袋」がついた「のし袋」を選ぶ
と言われています。
どうしても準備が直前になってしまって手に入らない!という場合は、無理せず印刷されたのし袋でもじゅうぶんなのですが、
もし準備に余裕がある場合は、のし袋への配慮もできていればスマートです。
地鎮祭や初穂料ののし袋の種類は?水引や結び方はどれがいい?
のし袋や水引には色んな種類がありますが、
地鎮祭や、あとはお宮参りや七五三など・・神社へ「初穂料」を納めるとき、どののし袋を選べばいいか?
あらためて整理して書いていますので参考にしてみてください。
のし袋には紐が結ばれていますが、
この紐を水引(みずひき)と呼びます。
お祝い事ですと、色は紅白が基本です。
初穂料ののし袋の種類は?
水引の結び方には、上のイラストだと左から、
「蝶結び(花結び)」「結び切り」「あわじ結び(あわび結び)」
の3種類があります。
初穂料ののし袋の種類1 蝶結び(花結び)
まず「地鎮祭」の初穂料として納めるのに使うのし袋はこれです↓
お祝い事で広く使われるのが「蝶結び」
地鎮祭のほか、お宮参り、七五三のときに使われます。
蝶結びは何度でも結び直せる事ができるので、
「何度あっても良いお祝い事」に使われます。
「家を建てること」や「お子さんが無事成長したこと」は何度やっても良いお祝いなので、
「蝶結び」がふさわしいです。
あとは、「厄除け」でも紅白蝶結びのし袋が使われます。
初穂料ののし袋の種類2 あわじ結び(あわび結び)
次に「あわじ結び」。こちらは関西より西でよく使われる結び方です。
方結びをゆるく結んだような形のもので、
輪の部分が貝の「あわび」に似ていることから、その名が付いたと言われています。
引っ張るとほどけないという形から「末永く続くように」といった意味が込められています。
「今回かぎり」のお祝いやお礼、弔事に使われますが、
特に関西地方では、お祝いごと全般に使われることもあります。
「家が末永く続きますように」という意味をこめて、地鎮祭で「あわじ結び」ののし袋を使う場合もあります。
ちなみに、筆者は関西ですが、
地鎮祭に「あわじ結び」を使っても違和感は感じないのですが、
七五三やお宮参りには、「あまりあわじ結びは使わないかな・・」といった感じです。
実際に七五三のお祝いを頂いたりするときも、「蝶結び」ののし袋でいただくことがほとんどです。
私自身は、地鎮祭、七五三、どちらも「蝶結びの水引の熨斗袋」で初穂料を納めています。
この辺の感覚は地域によると思います。筆者の地域だけかもしれませんので(^^;) あくまで参考程度に。
初穂料ののし袋の種類3 結び切り
3つめは「結び切り」。
こちらは「一度結ぶとほどけない」ため、「一度きり」といった意味で用いられます。
主に結婚式のときに使われます。
地鎮祭では通常、「蝶結び」や「あわじ結び」が多く使われ、この「結び切り」を使用することはあまりありません。
地鎮祭など初穂料ののし袋はどこで買う?売ってる所は?ダイソーやコンビニでも売ってる?さいごに
以上、地鎮祭や七五三など・・・初穂料ののし袋を買うときに売っているお店についてでした。
「どこに売っているか急いで知りたい!」っていうときはぜひ参考にしてみてくださいね。
神社へお渡しする「のし袋」に関しては、マナーや形式に沿っていることが大事で(できる範囲で構いません)、必ずしも高いものでなくても構いません。
ダイソーや100均もうまく利用してみてくださいね。
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