2歳のクリスマスプレゼントって悩みませんか?
おもちゃ屋さんに下見に行ったり、インターネットで検索してみても膨大な種類があるのでどんなものがよいのか、どんなものが子供に合うのか分からず、買おうと思うものの迷ったまま買えなかったり・・ということありませんか?
そこで、発達心理学の視点もふまえつつ、長く使えて、知育にもなり、本人に合ったおもちゃの選び方のポイントをお伝えします!よかったらクリスマスプレゼント選びのご参考にしてみてください(*^_^*)
2歳のクリスマスプレゼントって悩みませんか?
2歳くらいになると、「クリスマスプレゼントって何を我が子にあげればいいだろう!?」って悩みませんか? 私はそうでした(^^;)
2歳くらいになると、
「せっかく選ぶのだから長く使えて知育にもなるおもちゃはないかな?」とか、
「子供の好みが出てくるので、せっかく買っても遊んでくれないのでは?」とか、
「手持ちや頂いたおもちゃもそこそこあるからそれ以外で何かないかな?」と思いながらも思いつかなかったり・・
いろいろな難しさが出てくると思います。
おもちゃ屋さんやネットで探そうとするも膨大な種類があって、どれを選んだらよいか迷いに迷って、結局買わず・・ということもよくありました(^^;)
また、子供のためと思って「知育になるおもちゃはないかな?」と探しても、「知育玩具」と謳われているおもちゃだけでも膨大にありますよね・・
これって本当に脳や発達によいの? お値段高いけど、効果があるから??
やっぱり「脳にいい」と謳われている商品がいいのかな、
とか、考え出すと、余計悩んでしまって選べなくなるかもしれません(>_<)
そこで、2歳の年齢にあったおもちゃ、長く使えるおもちゃ、せっかくなら知育につながるようなおもちゃがいいな!という方へ、選ぶポイントを紹介します。
(2歳児には実際どんなおもちゃがいいの!?と、具体的に知りたい方はこちらの記事がおすすめです)
2歳のクリスマスプレゼントのランキング!知育もでき長く遊べるおすすめおもちゃを発達心理学の観点から心理士が選んでみた
2歳のクリスマスプレゼントは何がいいの?子供の発達特徴から考えてみる
どんなおもちゃを選ぶか、の前に、2歳児の「できること」や「特徴」をざっくりでよいので知っておくと、良いです。
そこで、2歳児の「特徴」をお伝えしながら、それぞれ発達をうながすための良い「おもちゃ選びのポイント」をお伝えしていきますね。
2歳児さんの「特徴」
*想像力と手指の動きや運動能力がどんどん発達する時期
記憶の力がついてくることで、頭の中でどんどんイメージができたり、見立てる(例:積み木をおうちと見立てたり)ことができるようになってきます。
また、スプーン、鉛筆やクレヨンを扱うなど手指の動きも細やかになり、歩き方もしっかりし走ったり跳んだり動きのバラエティさも増える時期です。
〔おもちゃ選びのポイント〕
こういう「想像力」や「運動能力」をうながすおもちゃがよいです。
遊び方が決まっているワンパターン的なおもちゃ(例:ボタンを押したら音や光がなるだけのものなど)でなくて、いろんなイメージが表現できる自由度の高いおもちゃ(例:積み木、ブロック)がおすすめ。
また、イメージを表現するために「手の動き」を伴うものなんかもおすすめです。(積み木やクレヨンの落書きなんかは当てはまりますよね)
*「自分でやりたい!」という気持ちがどんどん出てくる時期
イヤイヤ期にもつながることなのですが、「自我」の発達により、なんでも自分でやりたい!という気持ちが出てきます。お母さんは大変ですけどね・・( ̄∇ ̄)
でも、「自主性を育む」という、子供の成長にとって大事なステップです。
〔おもちゃ選びのポイント〕
「自分でもっともっとやってみたい!!」という好奇心がくすぐられるようなおもちゃがいいです。
子供のレベルより、ほんのちょっとだけ高いレベル(高すぎるとやる気をなくしてしまうかもしれませんので、少し高いレベル)のおもちゃを用意する、子供の成長とともにステップアップできるようなおもちゃ(これも組み合わせたり、買い足したりできる自由度の高いおもちゃがいいですね)がおすすめです。
「今の我が子のレベルってどのくらい?」と疑問に思う方がおられるかもしれません。そときは、家にあるおもちゃで遊ぶ姿や生活の姿を観察してみてください。
「スプーンの扱いはできるようになってきたな」と思うのであれば、「何かを持つ、つかむよりもう少し細かい」遊びやおもちゃを考えてもいいですし、児童館に通っている場合は、どんなおもちゃで遊べるか観察してみたり、保育園に通っておられるなら、保育士さんに「どんな遊びを好んでやっていますか?」と聞いて参考にしてみるとよいと思います。
*自分の「好き嫌い」がはっきりしてくる
2番目の「自分でやりたい!」にもつながるのですが、「自分の好み」がはっきりしてきます。
〔おもちゃ選びのポイント〕
子供の興味を持ったものを選びつつも、いろんな遊び方ができたり、他のテーマにもつながりそうなおもちゃを選びます。
本人が「やりたい!」と思うものでないと、せっかく買ってもやらずにそのまま・・となっちゃいますし、けれども、例えば「車が好き」だからといって、「車のおもちゃ」であれば、車を押して終わりとなってしまって、遊びに広がりが出にくいです。
(車のおもちゃが悪いわけではないですよ。)
この場合、「車のタイヤのパーツのついている大きめのブロック」にしてみたり、「車に何かを乗せられるおもちゃ」(例えば、「しまじろうのいろかたちブロック」の車みたいにお人形パーツをのせられるものなど)を選ぶと、「車を押すだけ」で終わらず、「ブロックでいろんな種類の車を想像して作ってみる」とか、「いろんなお人形を載せてタクシーごっこや、パトカーごっこをする」のように、広がりが出ておすすめです。
(自分でなかなか広がらない子もいますが、こういった素材であれば、親が関わって広がるきっかけを作りやすいです)
2歳のクリスマスプレゼント!選び方のポイントをまとめてみる
長くなってきたので、前の章をふまえて、選び方のポイントを簡単にまとめておきます。
・難易度の幅が大きい、自由度が高いものがよい。
子供の想像したものを表現しやすく、心身の成長を促し、興味関心を広げてくれます。
なので、「○○キャラグッズのおもちゃ」みたいなものは、どちらかというと「○○キャラ」の遊びしかやりづらく他の遊びにつながりにくいため、おすすめしにくいものになります。
・シンプルな形、構造のもの
シンプルなものの方が、想像力を使って見立てたりしやすいです。
心理学では、「投影」ともいうのですが、子供が今興味関心を持っているもの・ことを「おもちゃという素材」を通して、表現していきます。実物がなくても、「イメージしたもの」を移せる「こころの鏡のような対象(これがおもちゃにあたります)」があれば、遊べるのですね。
例えば、ひとつの長方形の積み木が、そのときどきの子供の興味関心によって、
「ホットドッグ」になったり、「トラック」になったりします。
このときに、「シンプルな素材」の方が、投影が起こりやすく、子供の「見立てる力」を養う上でとてもおすすめといえます。
この「見立て遊び」ですが、記憶力や表現力がつきますし、のちのちには周囲の状況を予測したり他者の気持ちを思いやる力にもつながってきますので、存分に経験させてあげたい大事な遊びです。
次のページでは、この記事の続きの内容で、
「せっかく選ぶなら「知育」にもなるおもちゃを選びたい!そうすると、「知育玩具」として開発されているおもちゃとか、そういうものの方がいいの?」
と、疑問に思う方向けに書いた記事になります。
2歳のクリスマスプレゼント~知育玩具の選び方を知り長く使えるものを買う
また、2歳児に合う具体的なおすすめおもちゃはコレ!という記事はこちらです。
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