ポップアップテントは便利ですけど、雨が降ったり、風が強くなってくると使えない!?
ポップアップテントは宿泊できる仕様のスペックの高いものから、雨や風には全然対応できていない安いものまで幅があります。
- 雨や風、暑さや冬に対策するには、どんなものがいいのか?
- 手持ちのポップアップテントを工夫するなら?
- 雨など、天候変化に強いポップアップテントはどんなものがあるか?
詳しく説明しています。
PickUp:ポップアップテントの困りごと、役立つ情報についてまとめています。
ポップアップテントで風雨対策は?チェックすることは?
ポップアップテントって雨のときは使っちゃダメ?
風が強いと飛ばされそうなイメージ・・・
ガチで宿泊できるスペックがあるポップアップテントなら、風雨対策や寒さ対策も万全です!
一方で、私たちママ世代がよく使っている「レジャー用ポップアップテント」はお値段により機能はさまざま・・・
雨や風への対策を工夫するか、
風雨に強いスペックのポップアップテントを選ぶのが大事です。
例えば、宿泊可能、ガチで風雨や天候変化に強いポップアップテントと言えば・・・
「QUECHUA(ケシュア)」のポップアップテントが有名です。
見た目も本格テントっぽいですよね~。
こういうのだと、風雨や、気温変化にも対応できているので、安心して使えます♪
なるほど~。
ただ、私のようなママ世代が持ってるポップアップテントって
普通、こういう↓↓イメージじゃない??
うんうん。
公園や海辺など
・レジャーやデイキャンプで使う
・泊まりではなく、日よけメインで使う
ポップアップテントですよね。
こういうのは、風雨対策がしてあるかどうかは、完全に商品によります!
レジャー用のポップアップテント、暑さ対策や通気性はいいんですが、保温性や耐水性の面で劣っているものも多く、選ぶなら注意が必要です。
ポップアップテントをすでにもってるならスペックを確認を
例えば・・・
我が家には昔某量販店で買った激安1980円のポップアップテントがあるのですが、急な雨や風には全然対応できない・・ww
さすがにこれでお泊まりをしようとは思いません笑。(↑上の写真のものです)
フルクローズにできなくて、テントの全面を閉めることができないんですね(>_<)
これだと、昼夜の温度変化に対応するのが難しいですし、虫も心配です。
またこのテント、耐水性が全くないので、
雨が降っちゃうとこの通り↑。ベチャベチャになってしまいます(ToT)
こうしたことから、少なくとも
・フルクローズになる(メッシュもあった方がいい)
・耐水性がある
・紫外線カット機能がある
・ペグダウンできる
こういった、高機能のポップアップテントを選ぶと安心です。
例えば・・・我が家にもうひとつあるポップアップテント、ロウヤの「villamesta」ですが↓
- 耐水性が高い
- ペグダウンでき、ある程度の風にも耐えられる
- 紫外線カット機能
- フルクローズや両面メッシュもでき、暑さや寒さに対応
など・・・天候変化に強いポップアップテントもあり、どうせ選ぶなら、こういう機能性の高いポップアップテントの方が幅広く使えるので便利です。
参考に・・・高機能ポップアップテントのおすすめを知りたい場合、こちら↓で詳しく書いています。
では、どこまで備えればいいか、もう少し詳しく・・・
・雨対策
・風対策
・暑さ対策
・冬対策
それぞれ説明しながら、ポップアップテントの選び方、手持ちのテントの工夫の仕方についてお伝えします。
ポップアップテントの雨対策は?
ポップアップテントでも、本格的に雨をしのぎたいなら、テントの耐水圧の数値が1500mm程度あると安心です。
(ただし、実際には1000㎜あれば十分かなと。後で詳しく説明します)
ポップアップテントの雨対策ポイント:テントの耐水圧を把握しておく
耐水圧とは?
耐水圧とは、テントに浸みこもうとする水の力を抑えようとする性能値のことです。
次に耐水圧の目安として500mmで小雨、1,000mmで普通の雨、1,500mmで強い雨に耐えられるとされています。
普段使っている傘の耐水圧は500mmです。
また、通常宿泊用テントは、耐水圧1500mm以上のものが多いです。
ただ、現実的にはレジャーで使用するポップアップテントの耐水圧は1000mm以下のものが多く、1500㎜以上あるものはほとんどないです(^^;)
なので、1000mm前後のものを選んでおくと安心かなと。
ポップアップテントならカンガルースタイルがおすすめ!
雨対策をする場合、手持ちのタープを使って、タープの中にポップアップテントを入れるカンガルースタイルもおすすめです。
(↑上の写真のような形です。)
耐水性に心配があっても、タープがカバーしてくれます。
タープは
オープンタープでも
スクリーンタープでも、
どちらでもOKですが・・・
冬にポップアップテントを使いたい!という場合は、フルクローズできるスクリーンタープがいいです。とにかく寒いので!
スクリーンタープとは、柱が4隅にあって、直立して立つタープです。
一方で、スクリーンタープは設営に時間がかかったり、風を通しにくい特徴があるので、冬以外の季節メインで使うことになるなら、
オープンタープの方をよく使うことになると思います。
オープンタープは、ポールの本数や角度によって様々な形に変えられるというメリットがあります。
風や天候があまり良くないときは高さを低くしてタープを張る・・といったこともでき、融通がききます。
まずどっちを買う?と言われると、私ならオープンタープが使いやすいかなと思います。
この、タープの中にテントをすっぽり入れてしまうカンガルースタイルですが、雨対策だけでなく、風・結露・寒さへの対策にもなるので覚えておくと便利です♪
ポップアップテントの風対策
ポップアップテントはフレームがしなりやすく、一般的なテントより風の影響を受けやすい・・。
なのでレジャー用のポップアップテントを使うなら、海辺や高地など、風の影響を受けやすい地域での使用は気をつけてください。
また、当日の風の状況も調べておきます。
風速が速い場合は、キャンプをやめる・・といった柔軟な計画も必要です。
また、ポップアップテント自体も軽いため、ポンと置くだけでは風で吹き飛ばされる恐れがあります。
ペグダウンができるかどうか確認しておくことも大事です。
ペグダウンというのは、テントをポンと置くだけでなく、テント4隅等のロープを張って地面に打ち付けておく・・というやり方です。
グッとテントの安定性が増します。
ペグダウンできないものの場合、4隅に水を入れたペットボトルを置いておく・・という方法もありますが、安全性は劣るので・・あまりおすすめはしづらいですね・・・。
オープンタープやスクリーンタープの中にテントをすっぽり入れるカンガルースタイルは、風対策にもなります。
ポップアップテントで宿泊できる? 3 換気・結露対策
自然環境では、一日の寒暖の差が激しいです。
ですので、最低限、フルクローズできるポップアップテントは欲しいところ。
夜間時はフルクローズにして、外気の寒さから身を守ることもできます。
安全面、治安面でもフルクローズは必須!
テントをフルクローズにすると密閉状態なので、蒸し風呂みたいになったり、外気とテント内の気温差で結露が発生したり・・という問題が出てきます。
そのため、ポップアップテントにベンチレーションがあったり、両面メッシュにすることができるなど、換気がきちんととれるものを使うことが大事です。
正直、レジャー用ポップアップテントでベンチレーションがあるものは少ない・・
なので、せめて両面メッシュにできるものがいいです。テントの一部を開けて、換気部分を作るようにするといいですよ~。
私が購入したこちら↓のLOWYAのvillimestaは、その点、両面メッシュ&前後フルオープンにできるだけでなく、左右ベンチレーションがついています。
正直、いろいろ探してみたんですけど、日よけ用&レジャー向けの安価なポップアップテントでベンチレーションがついているものって、なかなかないです。
メッシュがなかったり、フルクローズにできないポップアップテントの場合も、
カンガルースタイルがおすすめ。
スクリーンタープでフルクローズできるもので覆ってしまうのも外から見えなくなるのでおすすめ。
こういうのですね↓
ポップアップテントの冬対策は?寒暖差に対応するには?
これは、普通のテントでも大事なことですが、使う場所の気温は必ず調べておきます。
日中の温度と夜間の温度、両方調べてね。
そして、
・気温に対応した服装にする
・地面からの冷気を防ぐためにマットやシート類を持っていく。
これも基本ですね。
ポップアップテント冬対策の基本
特に、朝晩が冷える時期になると、マットやシートを敷いておくことで地面からの冷気を防ぎます。
・グランドシート(テントの下に敷くシート。ブルーシートで代用できます)
・インナーシート(寝袋の下に敷くシート)
などです。
グランドシートとは?
グランドシートは、テントの下に敷くシートです。
テントを張るとき、まずはグランドシートを敷いて、その上にポップアップテントを張ります。
テントの汚れや破損を防止したり、地面からの湿気を遮断する役目があります。
レジャーのときなども、普段からグランドシートを敷くクセを付けておくと、ポップアップテントが長持ちしますので、おすすめです~。
我が家は防災用のブルーシートで代用してます♪
ブルーシートやシルバーシートでもじゅうぶん代用できますよ。お家にあるもの、常備している防災袋に入っていたら、ぜひ活用してみてください。
防災グッズを日頃から使っておくことも大事です♪
インナーシートとは?
こちらはテントを張ったあとに敷くシートです。
お家で例えるとカーペットにあたるもので、地面からの冷気を防いだりする目的で使います。
冬以外の温かい季節の時はなくても大丈夫です。
こちらも色々なもので代用できます。
我が家はオールウェザーブランケットというものを敷いてます。
これはレジャーシート、タープの代用、寒い時は羽織りものや毛布代わりになったり・・と多用途で使える毛布兼シートでとっても便利です。
グランドシートとしても使えます。
こちらも普段は防災袋に入れているものなので、非常時にも使えるのでいいですよ~。
他には、銀マットとか、
逆におしゃれなものがいいなら、ペンドルトンのマット等にするとぐっと可愛くなります。
何度もお伝えしていますがww
カンガルースタイルは冬にもおすすめ
ポップアップテントはシングルウォール(一枚の布のテント)ですので、外気温とテント内の温度差によって、大量の結露が発生しやすくなります。
フルクローズできるスクリーンタープなどで覆うことで、外気温との差を少なくすることが大事です。
ポップアップテントの暑さ対策は?
日除け用のポップアップテントは、暑い時の方が使い勝手いいです♪
通気性を良くしていたり、遮熱性を工夫していたり・・暑さ対策には気を遣っているアイテムが実は多いです♪
これまでにもお伝えしたように・・
- ベンチレーションがある
- 紫外線カット機能がある
- 両面メッシュになったり、フルオープンになる
こういう機能があると、グッと体感温度が下がります。
・・・・ただですね・・・ある程度以上になると・・・・
正直何をやっても夏は暑いもんは暑い!!・・・笑
夏の暑さへの対策はただ一択!!
標高の高いところでキャンプする!!です。
・・・・・
これはポップアップテントだけに限らないですが・・・( ̄∇ ̄)
特に、初心者が夏に平地でキャンプしようと思ってはいけません・・熱中症にもなりますし、危険です・・・
一般的に、標高が100m上がると、気温が0.6℃下がると言われます。
1000mくらいまで標高の高いところへ行くと体感的に朝晩はだいぶ涼しくなってきます。
他にも・・
・木陰が多い場所を選ぶ
・水辺が近い場所を選ぶ
・サーキュレーターを持っていく
など・・
ここまでが、ポップアップテントでの天候対策でした。
よければ参考にしてみてくださいね。
PickUp:ポップアップテントの困りごと、役立つ情報についてまとめています。