赤ちゃんの除菌に手ピカジェルを使って大丈夫!?
赤ちゃんや子供の感染症を予防したい!手ピカジェルだと手軽に使えるし、肌荒れしにくい保湿成分もあるので、使ってみたいんだけど、さて、赤ちゃんに使って大丈夫なの?
逆に、こういう消毒剤を赤ちゃんの頃から使ってあげた方がいいの?
まだ小さいベビーだから、手ピカジェルを舐めたり、誤って飲んだりしないかも心配。誤飲時の対処はどうしたらいい!?ってことについても書いています♪
赤ちゃんに手ピカジェルは必要?っていうか使っても大丈夫!?
「手ピカジェル」というアルコール消毒剤があります。(こんなやつ↓)
普通のアルコール消毒剤と違って、
・アルコールは肌荒れしやすいが、手ピカジェルには保湿成分が配合されている
というメリットがあり、手の消毒には使いやすい商品なんですね。
私もはじめて使ったとき、「ナニこの塗り心地のいいアルコール消毒剤は!?めっちゃいいやん(゚Д゚)!!」って思いましたもんね。
赤ちゃんに使えるとなると便利ですよね。
赤ちゃんに手ピカジェルは使える?
公式サイトによると、年齢制限はない、とされています。
で、結論からすると赤ちゃんに使っても大丈夫なんです。
成分的にも赤ちゃんに使ってダメな成分は入っていません。
ただし、手ピカジェルには、
・保湿が入っていると言ってもやはりアルコール消毒剤なので手荒れの問題はある
という問題があります。
ですので、赤ちゃんには、この2つの問題を考えながら、使って行くといいですよ。
これから詳しく説明していきますね。
関連記事
赤ちゃんにアルコール消毒って使って良いの?気をつけることは?という疑問についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。
赤ちゃんの手の消毒でおすすめの方法は?アルコールは大丈夫?ノンアルコールでよいものは?
手ピカジェルと手ピカジェルプラスの違いや赤ちゃんへ使うなら?
あと、もうひとつポイントがありまして
・「手ピカジェル」という製品は、効果的には、「普通のアルコール消毒剤と同じ効果」で、
インフルエンザなどのウイルス(エンベロープウイルス)には効くのですが、
ノロウイルス、ロタウイルスなどの(ノンエンベロープウイルス)には効きづらいという特徴があります。
・一方で、「手ピカジェルプラス」という製品もあります。
こちらは、効果的には、「酸性アルコール消毒剤」と同じ効果があります。
「酸性アルコール消毒剤」とは、ノンエンベロープウイルスへの殺菌効果を高めた消毒剤のことを言い、胃腸炎が流行っているときなどは、こちらを使うほうがおすすめです。
一方で、殺菌力が高まっている分、刺激が強く肌荒れもしやすいというデメリットがあります。
こんな感じで、「手ピカジェル」と「手ピカジェルプラス」という2つの商品があって、
と、それぞれに特徴があることをおさえておいてください。
赤ちゃんに手ピカジェルはいつから使える!?
赤ちゃんに使いたい!と思うときは、まず、
・手でいろんなものを触れるようになったり、外出するようになったり、ものを舐めるようになったりするくらいの時期
に分けて考えるといいですよ。
赤ちゃんの除菌に手ピカジェルは必要?新生児なら?
実際に我が家の3人の子供へしていた対応なんですが、
新生児、まだ外出しない、自分で移動して新しいものをどんどん触ったりしない、
こういう時期でしたら、ウイルスや菌が赤ちゃんの部屋に入り込まない工夫をしてあげることが大事です。
手ピカジェルなどのアルコール消毒剤は、
・肌荒れしやすい
この二つの問題があるので、
赤ちゃんの手をキレイにしたいなら、基本は手洗い、あとは、
赤ちゃんにも使える除菌シートとか、手も使える赤ちゃん用おしりふきなどで、拭いてあげる、くらいでじゅうぶんでしたよ。
(あと、「微酸性次亜塩素酸水(びさんさいじあえんそさんすい)」というのもおすすめ。これはあとで触れていきます)
それよりも、親や周囲の人や、赤ちゃんが触れるものを殺菌、除菌するようにしていきます。
こういうときに、手ピカジェルを使っていました。
あ、あと余談ですが、手ではなく、おもちゃなど、赤ちゃんが触るものを殺菌、除菌したいなら、手ピカジェルは保湿剤が入っているため、ものだと揮発しにくいですので、
普通のエタノール消毒剤でもいいですし、
最近だと、ドーバーパストリーゼっていう商品も私の周囲のママさんに人気でしたよ。
この「ドーバーパストリーゼ」は、アルコール消毒にカテキンを配合していて、カテキンの除菌効果により、通常のアルコール消毒と比べて、除菌効果が長く続くのが特長です。
で、話が戻りまして、この時期に親や周囲の人間が手ピカジェルを使う、というのは、有効で、
例えば、
・おむつの処理をしたあと
・手洗い後の消毒の仕上げ
などで、使えます。
赤ちゃんがいると、実際のところ、「毎回、時間をかけてしっかりと手洗い」を完璧に実行するなんてムリ!ってときあるんですよ(´д`)
そういうときにも、手ピカジェルなどの消毒剤があるとパパッと使えて便利でしたよ♪
また、うちは、子供が多いですけど、子供が自分でする手洗いって不十分なことが多くって(^_^;)、外出後の手洗いの仕上げに手ピカジェルなどを使っていました。
こんな感じで、上のお子さんに使う、というのも便利です。
特に胃腸炎が流行っているときは、ノンエンベロープウイルス(ノロウイルスなど)への殺菌力を高めた「手ピカジェルプラス」などのものがオススメです!!
こちらの記事で「手洗いだけでもじゅうぶんに除菌効果はある」と書いたのですが、
ノンエンベロープウイルスについては、かなりネチネチと手洗いをしないと、なかなか洗い流せないんですね(ToT)。ですので、こういう消毒剤はとても有効です!
で、この「手ピカジェルプラス」は先にも書きましたが、効き目が強い分、肌荒れもしやすい・・という特徴がありますので、
胃腸炎が流行っている時以外なら、普通の「手ピカジェル」を使う・・のように、使い分けるといいですよ。
手ピカジェルを赤ちゃんの手に使うのはいつからがいい?
で、赤ちゃんの手が気になってくるのは、
赤ちゃんが動けるようになって、いろんな新しいものを自分から触るようになるとき、
なんでも口に入れるようになったとき、
くらいかなと。
基本の除菌は手洗いなんですが、
・逆に赤ちゃんが手洗いを嫌がるようになって、うまく洗えない・・とか、
・胃腸炎系の感染症が流行っていて、手洗いだけでは心配・・
というときに、ポイント使いをしてあげるととても有効です。
使うポイントとしては、
・食事前など、手が口に触れるとき
です。
ポイント使いで、ひんぱんな使用を避けていれば、赤ちゃんの手が肌荒れしてしまった・・(ToT)。いざというときアルコールを使いたいけど、肌荒れで使えない・・・という事も防ぎやすいかなと思います
はじめて使うときは、まずは、パッチテスト(腕の内側に少量、手ピカジェルを塗って、24時間ほど放置。赤くなってなければOKです)をしてみてくださいね。
あとは、普段は手洗い中心だけど、外出中でとっさに水道がなくて、洗えない!というときに使う・・というのもいいですよ。
手ピカジェルは、ジェル状ですので、大量にこぼれにくくて持ち運びしやすいというメリットがありますので(*^_^*)
手ピカジェル以外で赤ちゃんにおすすめのものは?
こんな感じで、うまくポイントづかいをすれば、赤ちゃんの肌にも負担が少なくなるかなと思いますが、赤ちゃんによっては、
アルコールアレルギーが出て、使えない・・とか、
肌が弱くて、ポイント使いも難しい・・・とか、
肌荒れ中なので、アルコールを使いたくない・・・とか、
そういう場合は困りますよね。
こういうときは、アルコールを使わない除菌方法もあります。
赤ちゃんの除菌でノンアルコールのおすすめは?安全で舐めても大丈夫!感染対策に
「微酸性次亜塩素酸水(びさんせいじあえんそさんすい)」というものがあり、あまり聞き慣れないかもしれませんが、とても安全性が高く、水溶液なので刺激も無く、赤ちゃんにも安心して使えるものがあります。
我が家では、1~2年前くらいから年間通して使ってますが、ほとんど水と同じ感覚で使えるので、気軽にどこでも除菌できて、重宝しています(*^_^*) 次男が赤ちゃんの頃から愛用しています♪
詳しくは上の記事で説明していますので、アルコールの刺激が気になる方などはどうぞ参考にしてみてください。
赤ちゃんが手ピカジェルを舐めたり誤飲したときの対処方法は!?
「赤ちゃんが誤って、手ピカジェルを舐めたり、飲んだりしたりしたらどうしよう!?」
というのは、とても気になりますよね。
まず、手ピカジェルで手を消毒したあと、手がすっかり乾いた状態で舐める分には問題はないですよ。
アルコール成分は完全に揮発してなくなっていますし、その他の成分もなめても大丈夫なものです。
で、
気になるのが、
・ゴクゴク飲んでしまったとか、一口以上飲んでしまったとき
だと、思います。
こういうときは、適切な対処が必要になってきますので、それについてはこちらで、
詳しく分かりやすく具体的に、解説していますので、気になる方はぜひご覧になってください。
赤ちゃんがアルコール消毒を舐めたら対処は?誤飲不明時や症状で要注意なのは?
赤ちゃんに手ピカジェルは必要?いつから使う?なめたり誤飲時の対処法は!?まとめ
さいごに、分かりやすくまとめておきますね(*^_^*)
適切なタイミングで、手ピカジェルなどの消毒剤を使ってあげるといい。
ひんぱんな使用は肌荒れの原因にもなるので、控えめに。手洗いが除菌の基本。
という感じになります♪ 使い方に迷ったときは参考にしてみてくださいね。