【女性向け厄除け厄払いの服装について】
厄払いや厄除けで神社、お寺に行くときにふさわしい女性の服装についてお伝えします。
神様や神社に失礼のない、マナーを守った服装を心がけたいですよね。
・・といっても、どんな服装が適切なのか分かりづらいかなと思います。
スーツやワンピースがいいのか?
カジュアルはダメなのか、服装選びのポイントやチェックすべき点について、実際にご祈祷した経験もふまえながらお伝えしています。
厄払いの服装で女性なら?
厄払いや厄除けの服装って分かりづらいですよね。
我が家も3回ほど厄払いに行っていますが、はじめどれほど礼装していけばいいのか分からず夫婦でもめたことがあります(笑)。
御祈祷の服装で女性なら?基本マナーは?
厄払いをする・・ということは、ほとんどの方が、御祈祷をしていただく目的で参拝されるかと思います。
厄払いや御祈祷は、神主さんを通じて神様と対面しお願い事をする場なので、
神様に会うのに失礼のない服装が基本的な考え方です。
礼装、つまりセミフォーマルの服装が基本となります。
女性の方であれば、
- スーツ(フォーマルスーツやセレモニースーツなどの上品な印象のスーツ)
- ワンピース
であれば、安心です。
あとは、和装で来られる方もおられますよ~。
お宮参りや七五三で御祈祷をされる方も多いので、和装の方も多いです。
和装でしたら、色無地が落ち着いていて格式も高くなりおすすめ。
他には、訪問着や小紋も着られます。
スーツでしたらこんな感じの↓
色、デザインともに落ち着いたシンプルなスーツがふさわしいです。
色は黒やネイビーといったダークカラーだと、フォーマル感が強く落ち着いて見えます。
お手持ちに、セレモニースーツとか、ママスーツ、とかそういうのがあれば、
あまりに派手すぎなければ、それでOKです。
ダークカラーでなくても、ベージュくらいなら十分です。マナーとしても問題ありません。
厄払いの服装でワンピースなら?
ワンピースも同じくシンプル&落ち着いたデザインで、
選ぶなら、こういう「フォーマルで着られるワンピース」
・無地に近いもの
・シンプルなデザイン
・袖があるもの、スカート丈がひざより長いもの
がおすすめです。
手持ちにフォーマルワンピースがないときは・・
できるだけ柄が少ないワンピース
ダークカラーのもの
スカート丈が長く、肌の露出が少ないもの
ノースリーブならジャケットを羽織る・・などで
代用できないか検討してみてください。
柄物は、例えば、細かい千鳥格子柄などは上品な雰囲気なのでいいですが、
大柄のハイビスカスなどだと、カジュアル、リゾートっぽいイメージになるのでNGです。
いかにも派手、カジュアル、大きくインパクトのある柄物などはNGです。
厄払いの服装でカジュアルはNG?
マナーとして、厄払いや御祈祷を受ける場合、
カジュアル着(GパンやGジャン、革ジャン、プリントトレーナーなど)はNGです。
上司や商談相手に、プリントトレーナー着用で会いに行ったりしますか?
さすがにそれは・・・
きちんとしたスーツを着ますし、身なりには気を使いますよね・・
ですよね。
神様へお願いをしに伺うわけなので、
それなりに敬意や感謝の気持ちが現れる服装だといいですよね。
厄払いの服装でNGなのは?
・肌の露出が多い
・派手なアクセサリー
・浴衣(着物はOK・浴衣はNG)
・サンダルやミュールなどの靴
・ジーパン・半ズボン・帽子をかぶったまま御祈祷を受ける
などです。
露出が多い格好、派手すぎるもの、カラフルすぎるものはNGになります。
スーツがないときは・・・
本来であれば、礼装をするのがふさわしいのですが・・
まだ礼服を持っていないとか、用意するまでに日にちがない・・という場合もありますよね・・
そういう場合、ドレスコード(服装の基準)として、
インフォーマル
の服装を意識するといいですよ。
手持ちの普段着やお洋服を使って、「きちんと、上品な」装いにするやり方です。
注意 ただし、神社によっては「こういう服装で来てください」という規定がある場合もあります。
その場合は、神社のホームページに明記されていることがほとんどですので事前に確認はしておいた方が安心です。
例えば、きちんとした「ジャケット」があれば、ブラウスにスカートやパンツを合わせるだけで「上品できちんと」した格好に見えます。
ビジネススーツをお持ちの場合、中を女性らしいブラウス(とろみブラウス、ボウタイブラウス、シフォンブラウスなど)にすることで、フォーマルっぽい感じがでます。
訪問予定の神社に服装の規定がない場合、
イメージとしては、
華美でない、シックな服装
という感じにまとまっていれば、大丈夫かな・・と思います。
ややカジュアルになりますが、落ち着いた色合いの
・ブラウス×スカート(パンツ)
なども上品です。(こちらだとスマートカジュアルくらいの服装です)
厄払いは、1月に行くことが多いですから、あまりに寒いときや体調が優れない場合は、無理せず、シンプルなニットを着るなど、防寒優先でも大丈夫です。
だらしなくない、きちんとしたイメージになっていれば大丈夫です。
ダークカラー中心の落ち着いた色。
柄物でない、単色の服の組み合わせ
繰り返しますが、このポイントさえ守れば、きちんとした印象になります。
服装が心配な方は、レンタルという手もあります。レンタルショップによっては小物一式揃えることもできるので便利です。
↑「ルルティ」は、イオンリテール株式会社が運営するドレス&スーツレンタルショップ。イオン系列なので安心です。
セレモニースーツもシンプル&シックなデザインのものが多くて使いやすいものがそろっています。
「カリルー」もセレモニースーツの種類が豊富です。
こちらは、A4サイズが収納できるサイズのセレモニーバッグも同時に借りられるので、わざわざバッグを買い足す必要もなく便利です。
実際に厄払いに行ってみたときどんな感じだった?
実際に我が家は3回ほど厄払いへ行ったのですが、
確かにカジュアルな服装の方もいらっしゃったのですが
(柄物セーター、Gパンにダウンコートって感じでした)、
男性ならスーツ、女性ならシックなワンピース、セットアップ・・という方のほうが多かったです。
あと、お宮参りのご祈祷をされるご家族と一緒に待機所で待つ事も多かったので、
そういった方は、ご夫婦やご両親がお着物、スーツをビシッとお召しになられていたりで、きちんと礼装されたご家族に挟まれることも多かったです・・・
筆者の個人的な感覚としては、自分たちがスーツなどのきちんとした格好で、周りがカジュアルだったとしても、そこまで気にならないですが、
逆に、自分たちがすんごいカジュアルで、周りがスーツやお着物だったりすると、落ち着かない気持ちになったりしますので、
きちんとした格好をする方が無難かな・・・と思いました。
大事なのはこれかなと・・・(ちょっと長い引用ですが・・)
神さまと自分の話
神社参拝の時の服装をどうするか。周りを見回して「みんなはどういう格好で来てるのか」を気にする人が多いかもしれません。それも日本人らしいところですが、これは神さまと自分との話であって、他の人がどうするということではありません。ですから、仮に背広を着ているのは自分しかいない、ということがあっても、恥ずかしいと思う必要はまったくありません。
周りからどう見られているかよりも、神さまのためにどういう服装で行くべきか、ということを自分で考えて決める、これが大切だと思うのです。特に、一般参拝ではなく、ご祈祷に行くのですから、神様の前に立つのに失礼がない格好なのか?というところに気をつけるといいですよ。
お参り時の服装はどうすべきか より(太線は筆者による加筆)
厄払いの服装でアクセサリーは大丈夫?
厄払いのときは、アクセサリーをつけてはダメ、つけないとダメ、という決まりもありませんが、
つけるなら落ち着いた雰囲気になるよう、さりげないアクセサリー遣いがおすすめです。
注意してほしいのは、以下の点です。
厄払いのアクセサリーの注意点1 コートやマフラーはご祈祷のときに取る。
まず、ご祈祷の場では、コート類、マフラーやストール、帽子は脱ぎます。
寒い場合は、厚着をしておいたり、カイロを持参したり、貼るカイロを貼っておくなどの対策をしておくといいですよ。
厄払いの服装やアクセサリーの注意点2 派手なアクセは避ける
アクセサリーは派手で華美なもの、大ぶりなもの、 ジャラジャラとしたものは避けます。
厄払いの服装やアクセサリーの注意点3 香水など香りの強いものは避ける。
ご祈祷に行く場合は、香水など香りの強いものは避けます。
ご祈祷は神聖な場所であり、主張の強いものは避けます。
屋内であれば、香りも強く残って迷惑になってしまいますので、注意してください。
厄払いの服装で女性なら?(御祈祷の服装)ワンピースやカジュアルはNG? 画像付きで解説 さいごに
服装は迷うことも多いですから、いろいろ詳しく書きましたが、
実際は、うるさく問われないことの方が多いです。
これで十分です。
大人になると、シンプルなワンピースやスーツを一着持っておくと、かなり重宝しますので、これを機会に揃えておく、というのも手かなと思います。