こんにちは。チョコ菓子の手作りが大好きなままりいです(^^)/
バレンタインのときなどに生チョコを作ろうと思ったのに、生クリームが手に入らなかった!どうしよう!と焦っておられるあなた、
あるいは、牛乳は代わりにならないの?と疑問に思っておられるあなたへ、
生クリームを使わずに牛乳で代用するレシピを紹介します♪
また牛乳と生クリームの違いからくる注意点や分量の比率が変わってくることなど、
これは知っておいたほうが失敗せずにすむよ!
っていうのもしっかりとお伝えしていきます(#^.^#)
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生チョコは生クリームなしの牛乳を使ってできる?
結論から言うと、生チョコは生クリームがなくても、牛乳を使って作れます。
なので、
「生チョコを(トリュフでもいいけど)作りたかったのに、生クリームが売り切れていて、なかった!( ノД`)シクシク…どうしよう!!」
という場合でも、まずは焦らず安心してくださいね。
ただ、生クリームの代用で牛乳を使う場合、注意しないといけない点がいくつかありますので、そこは必ずおさえておきましょう。
お菓子、特にチョコレート菓子は自己流でやっちゃうと盛大に失敗する可能性がありますので・・(;_:)
ちなみに生クリームと牛乳、それぞれで作った生チョコの味の違いはこちらの記事に書いています。
【食べ比べ】生チョコ豆腐と牛乳と生クリームレシピを作って比較!
生チョコを生クリームなしの牛乳で代用する場合の注意点はココ!
生クリームの代わりに牛乳を使うときに最も大事なことは・・?
生チョコのレシピの生クリームの分量をそのまま牛乳に置き換えないことです。牛乳は少なめです!
どういうことかというと、
よくある生チョコレシピの材料や分量は、
・生クリーム 100㏄
となっていることが多いのですが、それをそのまま置き換えて、
・牛乳 100cc
とやると、確実に失敗します。
牛乳を使う場合は、生クリームよりも牛乳の量を大幅に減らします。
生クリームの代わりに牛乳をそのまま置き換えてはダメなの?
どうして牛乳だと量を少なくしないといけないの?
まずは「牛乳バージョンの生チョコのレシピ」をお伝えしますね。使う量が全然違うのでびっくりしますよ~(^-^;
これは「牛乳と生クリームの特徴が違う」ためなんですが、順を追って説明していきますね♪
生チョコを牛乳で代用するときのレシピ
では、早速牛乳を使った生チョコレシピです♪
【材料】
牛乳 大さじ2
バターまたはマーガリン 大さじ2分の1(←家にない場合はなくてもできますが、あったほうがいいです)
純ココアパウダー 適量
【作り方】
10分もあればできます。私は5分ほどでできました♪(固める時間はのぞく)
① 板チョコ2枚をバキバキ折って、耐熱容器の中に入れます。(明治のブラックチョコレートを使いました)
② 1の中に牛乳とバター(あるいはマーガリン、この写真では入れませんでした)を入れます。
ちなみに写真に写っている容器は茶碗です(笑)。耐熱容器で適当なのがなかったら、こういう大きめ茶碗とかどんぶり鉢なんかでもいいですよ
③ ふんわりラップをして、30秒~40秒加熱。
④ 加熱が終わったら、ゴムベラで混ぜていきます。
レンジを出した直後、「まだチョコの形が残っていてドロッと溶けてないけど!」という状態でOKです
(逆にこの時点でドロドロになっていたら加熱しすぎの可能性があります。)
中の牛乳が熱いため、混ぜているうちにチョコが溶けていきます。
ゴムベラでグルグル混ぜていきましょう。
だんだん混ざっていきます。
⑤ 混ざったら、写真のような感じで牛乳パックの底を切り抜いたものにラップを敷いて、チョコを流します。
ちょうどよい大きさになります。
⑥ 冷蔵庫(野菜庫がおすすめ)に入れて冷えて固まればできあがりです。
(補足)
牛乳だと生クリームを使った時よりもコクが出ないので、バターあるいはマーガリンを入れると、コク不足を補うことができます。
おすすめは無塩バター
(普段使っているバターは有塩バターといいます。有塩バターだとちょっとくどくなるといわれているのでお菓子作りには無塩バターがおすすめされることが多い)ですが・・・。
なければ普通のバターやマーガリンを入れてもじゅうぶんおいしいです。
生チョコで生クリームと牛乳を使うときの違い
生クリームと牛乳とで使う量が全然違うのはなぜ?
これは、生クリームと牛乳とで、乳脂肪分の割合が全然違うからです。
10倍以上の違いがあります。(生クリームのほうが乳脂肪分の割合が多い)
そのため、乳脂肪分の少ない牛乳を使うと、まず味が水っぽくコクが出なくなるのですが、
それ以上に、「生チョコが固まらない」という問題が発生します。
生チョコが固まらないのはなぜ?
これは、牛乳のほうが乳脂肪分が少ない分、水分量が多いためです。
チョコレートは水分が苦手で、水と混ざると分離してしまいます。(分離とはチョコが油とかたまりとに別れてしまうこと)
生クリームなら上手くチョコと混ざるところが、
同じ分量の牛乳を使うと水分量が多すぎるために、チョコが分離してしまい、
ドロドロしたりザラザラしてしまう、うまく固まらない、味もおいしくない・・という、
せっかく作ったのに切ない状態になってしまいます。
これを防ぐために、牛乳自体の量を減らして、水分量を減らすという対策をします。
その結果が、上のレシピの牛乳の分量になるんですね。
関連記事
生チョコが固まらない原因を、他にもいろいろあげ、対処法を書いています。気になる方はこちらもどうぞ。
生チョコやトリュフのガナッシュが固まらない本当の原因!冷凍庫NG?対処法は?
生チョコで牛乳の比率はどのくらいがいい?
おさらいになりますが、生チョコレシピで、
生クリームを使ったときと、牛乳を使った時の分量の違いを比較してみます。
生チョコレシピ 生クリームを使った場合で、チョコと生クリームの分量
・生クリーム 50㏄
だいたいのレシピは、2:1の比率ですね~。覚えやすい♪
生チョコレシピ 牛乳を使った場合で、チョコと生クリームの分量
・牛乳 30㏄
(私がよく見るレシピは、牛乳15cc(大さじ1杯分)が多いです。
が、この分量でも分離せず、くちどけ柔らかにできるので、この分量で書いてみました)
(失敗を防ぎたいなら、牛乳15ccくらいがおすすめです)
かなり牛乳だとかなり量を少なくしないといけないんだ!
ぜんっぜん量が違うので気をつけてくださいね!
ということをおさえておいてくださいね(^^)/
生チョコは生クリームなしの牛乳で代用できる?のまとめ
・生クリームと牛乳とでは、乳脂肪分の割合が違うため、
・チョコの分離を防ぐ目的で、牛乳の分量を減らしましょう
というまとめになります。しっかり覚えておいて失敗を防ぎましょう♪
おいしいチョコが作れるよう応援しています(^^)/
こちらの記事も参考になりますよ。牛乳と生クリームの味の違いについて書いています。
【食べ比べ】生チョコ豆腐と牛乳と生クリームレシピを作って比較!
参考記事
もし、この記事の通りにやっても、チョコが固まらなかった場合、こちらの記事も参考になりますよ。
チョコと牛乳の比率だけでなく、チョコの種類によっても、固まらなかったり・・ということもあります。
生チョコやトリュフのガナッシュが固まらない本当の原因!冷凍庫NG?対処法は?
対処法についてはこちらです。
トリュフ等のガナッシュが固まらない時の対処法!他の使い道やアレンジは?
関連記事
手作りチョコを失敗したときの対処法について。生チョコが多いです。
チョコを失敗したときのリメイクやアレンジは?原因や復活法等の記事のまとめ
バレンタイン手作り簡単レシピとバレンタインご飯や献立!他にも【バレンタインまとめ】
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クーベルチュールチョコは板チョコよりもぐっとグレードアップしたお味なので、生チョコもぐっと美味しく仕上がりますよ(*^_^*)。