ブラウニーの正方形の型がないときに代わりに使える身近な代用品の紹介です♪
使うとマズいよ!!ってものもきちんと説明しています。
また、新聞紙で代用する方法って安全性とかどうなの!?っていうのも分かりやすく解説しています。
安全にお菓子作りをしたい方はどうぞご覧下さい♪
関連記事
チョコを失敗したときのリメイクやアレンジは?原因や復活法等の記事のまとめ
バレンタイン手作り簡単レシピとバレンタインご飯や献立!他にも【バレンタインまとめ】
ブラウニーの型がないとき代わりのものを使ってもいい?
チョコブラウニーは、ワンボウルで作ることができ、泡立てなどのややこしい作業も不要でできる、初心者に優しいチョコ菓子です。
手軽にパパッと作りたいのですが、あの正方形の専用の型を持っておられる方ってほとんどいないんじゃないでしょうか??
こんなやつ↓
|
こんな↑チョコブラウニー専用の型があるのですが・・
普段ブラウニーをひんぱんに作るわけじゃない場合、わざわざ買うのもな~って思いますよね(^_^;)
ちなみに、私ひんぱんにブラウニー作りますけど、この型持ってません(笑)
そこで、ブラウニーの型がないときに、代わりに代用できるものを紹介したいと思いますが、
・代用できないもの、代わりに使うと危険なもの!
が、ありますので、それらについてお伝えしていきたいと思います♪
特に危険性があるものについては、どうして危険なのかについても分かりやすく説明していきますので、使用を控えるようにしてくださいね・・
お急ぎで使える代用品をすぐに知りたい!!って場合は、こちら↓からどうぞ。
(↑こちらをクリックすると、記事の下の方に飛んですぐに読めます)
ブラウニーの型の代用できるものとダメなもの
まずブラウニーの型の代用として使っちゃダメなものです。
ブラウニーの型の代用で使えないものは?
いろんなところで、牛乳パックや紙コップを焼き菓子の型代わりにしているレシピを見かけますが避けて下さいね。
これまでの記事の中でも書いているのですが、
参考 こちらにものすごーーーく詳しく(うっとうしくなるくらい苦笑)書いています。
マフィンの型の代用は?紙コップを代わりにする危険性と他のおすすめは?
ブラウニーの型の代用として牛乳パックや紙コップはなぜ危険??
チョコプリンや生チョコなど冷やし固めるチョコレシピで使うのはOKです。
ブラウニーやガトーショコラなど焼き菓子で使うのは危険です!
危険な理由ですが・・・
牛乳パックや紙コップの内側には「ポリエチレン」というものが貼られています。(耐水性を高めるためです)
それが、オーブン加熱することで、このポリエチレンが溶けます。
そのため、食品の中にポリエチレンが付着したり、染みこんだりします。(ポリエチレンは食べても人体には無害でそのまま排出されます)
また、溶けたポリエチレンが容器を溶かしてしまったり、その過程で発火の恐れもあり得るので、ご使用は避けてくださいね。
紙コップについては、こちらの記事で、
マフィンの型の代用は?紙コップを代わりにする危険性と他のおすすめは?
牛乳パックについては、こちらの記事で
ガトーショコラの型の代用で牛乳パックは危険!?ないときに代わりになるものは?
詳しく説明していますので、気になる方は合わせてお読み下さい(*^_^*)
次に、ブラウニーの型で代用できるものについてです。
ブラウニーの型の代用できるもの
・バット
・天板
・使い捨て耐熱性紙容器(紙のマフィンカップやパウンドケーキの型など)
この中で、
えっ、新聞紙で代用できるの!?っていうか、紙コップとかダメなのに安全性大丈夫なの?
・・というところが気になると思いますので、次はこれについて説明していきますね。
安全性と、筆者なりに気になる点について書いています。
ブラウニーの型は新聞紙で代用できる?
ブラウニーの型は、新聞紙で代用できます。
で、安全性について、筆者ままりいの結論としては、
・新聞紙のインクも植物性由来のものなので安全と言われている
・ただ、100%安全と保証はできないので、頻繁に使いたい人や不安が大きいなら、専用のものを買った方が安心
・新聞紙で作った型は、インクが直接生地に触れないよう、アルミホイルやクッキングシートの中敷きを作る
となります。
その理由について、お伝えしていきますね。
ブラウニーの型で新聞紙を代用するときの耐火性は大丈夫?
調べるにあたって、こちら↓を参考にしました。
〈伝説の型〉は25年前『オレンジページ』で生まれました! 『ホットケーキミックスで失敗なし 新聞紙の型で極厚ケーキ』
この記事によると、新聞紙が発火する温度は291℃だそうです。
ブラウニーを焼く温度は、170度~180度が一番多く、高くても200度までくらいですので(他の多くのチョコ菓子や焼き菓子もそうです)、
レシピ通りに作れば発火などの問題はありません。
実際に私も作ってみたのですが、そのときの写真はこちらです。↓
型自体に変形もなく、変な臭いの発生もなく、何の問題もなく焼けました(*^_^*)
ブラウニーの型に新聞紙を使うときのインクの安全性は?
これについては、こちらのサイトを参考にさせていただきました。
環境への配慮と産業の発展の両立は、どんな企業も取り組まなくてはならない課題です。もちろんインクも例外ではありません。従来の新聞印刷インクには石油化学系の溶剤が使われており、人体に対する影響や空気の汚染が問題となっていました。
しかし最近の新聞印刷インクには、サラダドレッシングや食用油の原料として使用するものと同じ大豆油を使用した、大豆インクの導入が増加してきています。大豆インクは、作業環境が改善するだけでなく、新聞をリサイクルする際、インク部分がほぼ微生物によって水や二酸化炭素などの無機物に分解される「生分解性」を持つめ、地球環境にもやさしいインクなのです。
このように、新聞紙のインクは「大豆インク」という植物性由来のものです。
また、こちらの↑サイトも参考にさせていただきましたが、
それによると、現在のところ新聞紙のインクは大豆インクが主流になっていること、
黒インクは、「カーボンブラック」で「墨とかスス」が原料で、こちらも人体に害はないとのことです。
筆者の気になる点
このように、新聞紙の耐火性は問題なく、オーブンに入れても大丈夫です。
そして、インクも植物由来で、人体に有害な作用はないとのことです。
ただ、各新聞社が実際にどういったインクを使っているかは社外秘になっていて、公表されていないそうなんですね。
ですので、これでは100%安全とは言えません。
この「新聞紙をケーキやカステラ、パンの型の代わりに使う」というのは、
「オレンジページ」という主婦向けの料理雑誌が、25年前に発案されたそうなんです。
で、これまで大きな事故や問題がなく済んでいるようですので、問題なく使えるんじゃないかなとも思うのですが、
長期的に使う場合や、頻繁に使う場合の問題
などもありますので、
新聞紙で代用する場合は、こうした懸念があることを理解して頂いて、自己責任でのご使用をお願いしますm(_ _)m
個人的な見解としては、頻繁に使う場合や、長期にわたって使う場合は、やはり専用の型を買った方が安心して使えるかなと思います。(ダイソーなどで300円くらいの安価な値段で売っていたと思いますし・・)
ブラウニーの型を新聞紙で代用するやり方
では、代用のしかたなんですが、新聞紙を2枚使って作ると、だいたいですが20.5センチ×20.5センチの角型ができます。
一般的なブラウニーを焼くにはちょうどいい大きさに仕上がります♪
新聞紙は普通の状態で2つ折りになっていますよね。
この2つ折りの状態から、下の動画↓のように折っていきます。
(新聞紙一枚だと強度が弱いので、2枚重ねの状態で折っていくという意味です)
この箱を2つ作り、
互い違いに差し込めば出来上がりです。
耳が邪魔な場合は、こんな感じ↓で側面をホッチキスで留めればスッキリします。
ホッチキスを使う場合、オーブン加熱はいいのですが、電子レンジ加熱だと火花が散る恐れがあります。
「レンジ加熱」ではホッチキスは使わないよう気を付けて下さい!!
ブラウニーやガトーショコラなど、焼き菓子は、通常「オーブン加熱(電子レンジでも「オーブン機能」というのを使います)」で作るのですが、
まれに、「電子レンジ機能(温め、電子レンジ加熱)」を使って焼き菓子を焼くレシピもありますので、間違って使わないよう気をつけてくださいね(>_<)!
そして、中敷きにクッキングシートやアルミホイルを敷いて使います。
(実際、私が敷いてみたところ、自立しやすいアルミホイルの方が敷きやすかったので、
新聞紙の型にはアルミホイルがおすすめです)
中敷きの敷き方は、こちらの動画が分かりやすいですよ♪
パウンド型 型紙の敷き方
ブラウニーの型を新聞紙で長方形に作りたい!
量が少ない場合など、パウンドケーキの型みたいな長方形のものも作れます。
長方形の折り方(動画)
動画の通りに作ると、長さ21センチ×横幅9センチ×高さ5センチくらいになります。
(多少誤差があるかもです)
懸念事項はあるものの、新聞紙で型を代用する場合、
こんな感じ↓で、自由自在にいろんなサイズの型を作れるのが大きなメリットです♪
(マウスは大きさの比較のために置いています(^_^;))
ブラウニーの型の代用ほかには何がある?
新聞紙以外にも使えるものはあります。
ブラウニーの型の代用1 バット
金属製のもの、あるいは「オーブン加熱対応のもの」なら大丈夫です。
バットに直接生地を流し込むととれにくいですので、普通の型と同様、クッキングシートなどを敷きます。
(シートの敷き型は、先ほどの動画を参照してください)
バットや、次の天板などは、専用の型と比べると深さがありません。
ですので、ベーキングパウダーやメレンゲを入れるような、膨らむタイプのブラウニーの場合は、バットの半分の高さまで生地を流し込むようにしてください。
ブラウニーの型の代用2 オーブンに付属している天板
こちらも同じく、クッキングシートを敷いてくださいね。
元々、オーブン用に作られたものですので、耐火性、安全性など全く問題なく使えるのが魅力ですが、大きいので大量生産向けです(^_^;)
ブラウニーの型の代用3 耐熱性紙容器
|
ダイソー、セリエなど100均で売っているような、使い捨てで紙製のマフィンの型、パウンドケーキの型などです。
使いやすいのは、パウンドケーキの型かな。プレゼント用ならそのまま一口で食べられる小さいカップケーキの型などが便利です。
必ず「耐熱性」か、確認してくださいね!
ブラウニーの型がない時の代用やダメなもの!新聞紙はOK?他に何が使える?
はじめにも書きましたが、ブラウニーの型って大きいですし、わざわざ買うのもなあ・・と思いますよね(^_^;)。
代用できるものはどんどん代わりに使えばいいと思うのですが、
使うとよくないものもありますので、危険性もきちんと知っておいてくださいね。
ブラウニー作り、楽しんでください♪