豚の生姜焼きは美味しいおかずですが、自分が作るとパサパサしたり固くなったりしませんか?
固くてかみ切るのが大変だったりすると、美味しく感じませんよね(^_^;)
そこで、パサパサになる原因とその対策を書いてみましたので、お困りの方は参考にしてみてくださいね。
固くなった豚の生姜焼きを美味しくアレンジする方法や、柔らかジューシーな豚の生姜焼きを作るコツやレシピについても紹介しています。
豚の生姜焼きがパサパサするのはどうして?
自分で作った豚の生姜焼きがパサパサになってしまったり、固くなってしまうことってよくありませんか?私はあります(^_^;)
我が家では、生姜焼きが固いと子供が嫌がって全然食べてくれないので(/_;)
パサパサ固くなる原因と対策について徹底的に研究してみましたので、それをシェアしておきますね♪
豚の生姜焼きのリメイクレシピを先に知りたい方は、こちらへどうぞ。記事の後ろへ飛びます。
豚の生姜焼きの、柔らかくジューシーに作る具体的なレシピを知りたい場合は、近日レシピをあげますので、少しお待ちくださいね。
豚の生姜焼きがパサパサする原因1 肉の部位
豚の生姜焼きに合うのは、適度に脂肪が混じったものの方がおすすめです。
もも肉など、脂肪が少ない部位だと、焼き上がりがパサつきます。
おすすめは、肩ロース肉か、ロース肉です!
肩ロース肉は、肉の間に適度な脂肪が交じっているので、焼いてもお箸で切りやすく、食べやすいです。
生姜焼きに一番おすすめの部位です。
次のおすすめは、ロース肉です。
ロース肉は、帯状に脂肪がついているのが特徴です。
こちらも使いやすいのですが、「筋切り」という作業をしないと、フライパンで焼いたときに、肉が丸まって焼けてしまい、かみ切るのがすごく大変になるんですね(^_^;)
ですので、このロース肉を使う場合は、「筋切り」の作業が必要となります。
一方で、肩ロース肉の場合は、肉に脂肪が適度に混じり合っていますので、筋切りの作業は必要ありません。
(筋切りについては、あとで説明しますね)
豚の生姜焼きがパサパサする原因2 冷凍肉を使っている
冷凍したお肉を解凍せず、そのまま焼いてしまうと、必要以上に加熱時間が長くなり、うま味の元である肉汁がどんどん外に出てしまい、ジューシー感がなくなり、パサパサの原因になります。
ですので、冷凍したお肉は解凍して使うのが基本です。
冷凍したお肉を解凍するときは、冷蔵庫での解凍がおすすめです。
電子レンジや常温解凍だと、解凍するときにお肉の水分も多く出てしまいがちです。ゆっくり時間をかけて解凍したものの方が食材の水分流出がおさえられ、お肉にもジューシー感が残ります。
また、解凍したお肉を使うときにも、調理する15分前には、冷蔵庫から出しておき、
常温状態にしておきます。
これも加熱時間を短縮して、ジューシー感を保つためのポイントです。
豚の生姜焼きがパサパサする原因3 下味をつけるため豚を漬け込む
豚の生姜焼きのレシピで、焼く前に調味料に豚肉を漬けておくレシピがあります。
これも、お肉が固くなる原因のひとつです。
調味料に漬けず、お肉をそのまま焼き、それから生姜焼きのたれを絡めていく方がお肉のジューシー感を味わえるのでおすすめです。
豚の生姜焼きがパサパサする原因3 加熱時間が長い
豚の生姜焼きでは、まず、豚を両面焼きますが、このときに、完全に豚肉に火を通るまで加熱してしまうと、焼きすぎてパサパサで固い!ということが多いです。
これも、肉汁やお肉の中の水分が外に出て行ってしまうためです。
また、豚肉を両面焼き、そのフライパンに調味料を入れ、煮詰めていく・・・というレシピも多いですが、これも加熱時間が長くなるので、固くなってしまう場合が多いです。
豚の生姜焼きが固くならないための対策は?
次に、豚のしょうが焼きが柔らか美味しくなるための対策です(*^_^*)
豚の生姜焼きが固くなるのを防ぐワザ1 肉の部位と下処理について
豚の生姜焼きのお肉は、上に書いたように、「肩ロース肉」か「ロース肉」が、適度に脂肪があり、焼いた後も固くなりにくい部位ですので使いやすいです。
ロース肉を使う場合は、「筋切り」という作業をしっかりやってくださいね。
豚の生姜焼き ロース肉の筋切りとは?
豚のロース肉には、赤身と脂肪の境目にかたい筋があります。
肉を焼くと、この筋が縮んで反り返ってしまいますので、ここを数カ所切っておくことで、縮んで固くなることを防ぎます。
豚の生姜焼き用のお肉を解凍する場合
ゆっくりと解凍されるため、肉汁やお肉の水分の流出が少ない冷蔵庫解凍がおすすめです。
あくまで目安ですが、冷蔵庫に6時間以上入れておき解凍させます。
(豚の生姜焼きを作る前日から冷蔵庫に入れておけば、使いやすいですよ(*^_^*))
また、焼く15分くらい前には、冷蔵庫から出しておき、常温にしておきます。
こちらも、長くさせないポイントです。
豚の生姜焼きが固くなるのを防ぐワザ2 調味料は漬け込まない
豚の生姜焼きのお肉は、唐揚げと違って、加熱する前に調味料に漬け込むことはしない方が、柔らかジューシーに仕上がり、美味しいです。
おすすめは、ちょっと一手間ですが、豚肉に軽く片栗粉をつけて焼く方法。
(これは、「生姜焼き用」と書かれている厚みがあるお肉には特におすすめ。薄切り肉の場合は、面倒だし大変なのでやらなくていいです)
これをすると、肉汁やお肉の水分が外に出て行ってしまうのを抑えるため、柔らかくジューシーな食感を保ちやすいですし、また、調味料がからみやすくなるので、メリットが多いです。
あと、焼いたお肉に調味料を入れて煮詰めていくレシピだと、焼く(煮詰める)時間がかかりすぎて、お肉に火が通り過ぎになりがちです。
お肉を焼いたら、お肉はいったんフライパンから取り出しておきます。
そして、調味料を入れ、ある程度調味料は煮詰めておいて、好みの濃さになったら、お肉を絡めていく方が柔らかく仕上がります。
豚の生姜焼きが固くなるのを防ぐワザ3 フライパンでの焼き方
フライパンで焼くときは、フライパンをじゅうぶんに加熱してから食材を焼いていく方が多いかなと思います。私もそうすることが多いです。
ですが、豚の生姜焼きの場合、熱々のフライパンでお肉を焼き出すと、お肉の筋繊維がぐっと縮んで固くなりやすいんですね。
そこで、まだ熱していないフライパンにサラダ油を少々ひき、お肉をのせ、それから火をつけます。
そうすると、熱々のフライパンソテーの場合と比べて、筋繊維の収縮が半分に抑えられ、ジューシー柔らかに焼くことができます。
豚の生姜焼きが固くなるのを防ぐワザ2 酒や麹を使う
ここまでのワザを使えば、柔らかジューシーな豚の生姜焼きを作ることができると思うのですが、他にもワザがありますので、合わせてお伝えしておきますね。
酒や酵素にはお肉を柔らかくする効果があります。
お肉を焼く前に、お酒をごく少量ふりかけてもんでおくとか、塩麹や醤油麹で下味をつける場合は、固くならず、かえってしっとり柔らかく焼くことができます。
豚の生姜焼きを失敗したときのアレンジレシピは?
豚の生姜焼きがパサパサになったり、固くなったりした場合でも、アレンジレシピで美味しくリカバリーできますよ(*^_^*)
せっかく作ったのですから、うまく活用してみてくださいね。
豚の生姜焼き失敗アレンジレシピ1 混ぜ込みおにぎり
豚の生姜焼きを細かく細切りにします。(粗みじんでもOK)
お肉といりごま、温かいご飯を混ぜて、おにぎりを握れば完成です。
固くて味が濃いめの豚の生姜焼きの方がおにぎりに味がつくし、柔らかいご飯との食感のコントラストもできて、なかなか美味しいです。
豚の生姜焼き失敗アレンジレシピ2 チャーハン
豚の生姜焼きを粗みじんにして、チャーハンの具材として使います。
卵、ネギと相性がいいですが、具材はお好みのものなんでも(*^_^*)。醤油味ベースですので、基本なんでも合います。
味付けは、中華スープの素、醤油などで味を付けますが、生姜焼き自体に味がついていますので、味は薄めで調整してみてください。
卵とじ丼
豚の生姜焼きを細切りにして、他人丼を作ります。
豚の生姜焼きのお肉、くし切りにしたタマネギをだし汁で煮て、仕上げに卵をからめれば出来上がりです。
豚の生姜焼きがパサパサ固くて失敗!リメイクレシピやその原因と対策は?最後に
豚の生姜焼きは栄養価も高く、疲労回復やスタミナをつけたいときにおすすめのお料理ですし、ボリュームもあるのでメインにもなる便利なおかずです。
ぜひパサパサになる原因とその対策を抑えておいて、美味しい豚の生姜焼きのポイントを抑えておいてくださいね。
次に、しっとり柔らかな豚の生姜焼きを作るコツとレシピについてご紹介していきます(*^_^*)
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