春にニットやセーターを着たいけど、「おかしい?」「季節外れ?」って思われないかな・・
何月までなら着ても大丈夫なのかな?
秋冬用のニットを着ても大丈夫なのかな?
そうしたニットの悩みについてお答えしていきます♪
関連記事 春夏に使える「サマーニット」を選ぶコツ、春夏に役立つニットアイテムについての解説記事をまとめています。↓
春にニットカーディガンやセーターはおかしい?
秋冬に買ったニットカーディガンやセーター、
春も着られると便利なんだけど、おかしくないかな?
季節外れって思われる?
いえいえ!春も着られます。どんどん着てください!
ただ、秋冬用のニットと春夏用のニットでは
・素材
・色
・デザイン
に違いがあるので、そこに気を付けると、季節感に合ったコーデになります♪
「素材」「色」「デザイン」に気を付けるとは・・?
ポイントは、
・暖かくなってくるにつれて、コットンやポリエステル素材などの通気性のいい素材を選ぶ
・春らしい明るめカラーや定番カラーを選ぶ
・落ち感、とろみ感のある生地やデザインだと使いやすい
です。
次から詳しく見ていきますね~。
春にニットやニットカーディガンはいつまで着られる?何月まで大丈夫?月ごとの着こなしのポイントは?
まず、春だと、冬に着るニットやセーターでも4月終わりまで着られます♪
さすがに夏は着られないですもんね~・・・
実は、夏用ニットというのもあるんですよ~。
Tシャツに比べて、上品で大人っぽい雰囲気が出るのでおすすめのアイテムなんです。
ただし、それは「夏用に作られたニット」なので。
通常のニットでしたら、5月以降は蒸し暑くなってしまって、着るのは難しいです・・
それまでは、どんどん手持ちのニットを着てもらって大丈夫です♪
ただ、どんなニットでもいいというわけじゃなくって、そのときの気温に合ったニットというのがあるので、そこを詳しくお伝えしていきますね~。
結論を言うと、春も含めて、夏以外のオールシーズン使いやすいニット素材は、
・薄手のメリノウール
・コットン
の2つです。
もし今からニットを買いたい・・というなら、この2つの素材のものがおすすめです。
コットン素材のニット↓ 春らしい柔らかくキレイな色のニットが多いです。
こちらはメリノウール。上品で落ち着いた印象を与えます。ニットの老舗ジョンズメドレーのボートネックニットは高級感があります。
多くの人は、「ニット」「セーター」というと
「ふっくらふわふわ」「温かい」「秋冬に着るもの」
・・というイメージかなと思います。こんな感じ↓
この写真のように、
・ざっくり編んでいる(ローゲージ)
・ふんわりした風合いで暖かい(ウール、アンゴラ、アクリル素材など)
こういうものは、「秋冬向けのセーター」です。
これは春に着ちゃダメなの?
そんなことないですよ~
3月まではまだ肌寒いため活躍することが多いです♪
どんどん着てください!
特にニットカーディガンはアウターとしても着るのもアリ!
3月にニットやカーディガンはおかしい?
一般的に秋冬用ニット(厚手ニット)が着られる時期は15度を下回る頃と言われています。
3月の東京の平均気温は、
最高気温14度
最低気温5度
日中はあたたかくても、朝晩はまだ冷え込むし、アウターが必要なことも多いです。
また、日によっては、0度を下回ることもあり、暦上「春」とはいえ、まだまだ寒さが激しい時があるのも3月の特徴です。
体感的にも冬用セーターやニットを着ても違和感はないです。
秋冬向けのニットやセーターを着る場合は、「季節感」に気を使うのがポイント。
さっきの写真のような白や明るいカラーのニットだと、春にも合わせやすいです。
他には、ベージュ、グレー、ネイビーといった定番カラーも使いやすいです。
黒、チャコール、ブラウンといった暗めの色のニットしか持ってない・・・泣
その場合は、ボトムスやインナーを白やベージュなど、明るい色にする、
または、小物や靴だけでも明るい色にすれば季節感が出るので、全く問題ないですよ!
参考に・・ブラウンを春夏らしくコーデするコツについてはこちらで解説しています↓
特にカーディガンはトップスとしてもアウターとしても使え、
寒暖差が激しい3月には重宝します♪
また、次でお伝えする、「コットンニット」や「メリノウールニット」をこの時期から揃えておくと重宝します。
4月や5月にニットは着られる?秋冬ニットとの違いは?
4月の東京の平均気温は、
最高気温 20度
最低気温 10度
・・・と、かなり温かくなってきます。
4月以降になると、秋冬用のニットは暑く感じるときがあり、
汗をかくと、冬用ニットは汗を吸収してくれないので、着心地の悪さを感じてしまいます・・
冬用カーディガンをアウター代わりとして使うのはまだまだアリです♪
朝晩の冷え込む時期にも重宝します。
ただ、アウターのインナーとしての使う場合や、トップスで着る場合に汗ばむこともあり、
ぼちぼち春用アイテムが欲しくなってくるところです・・・
この時期になると秋冬用のニットよりも、もう少し通気性の良い素材のニットの方が過ごしやすくなってきます。
ここで活躍するのが、「サマーニット」「サマーセーター」と呼ばれる春夏向けのニット♪
素材によって、春向け、夏向けのもの、様々なものがあります。
4月前後の時期だと、吸湿性、通気性のあるコットンのほか、ポリエステル素材のものが使いやすく、
風合いも、分厚い、ふわっとしたものでなく、
編み目の細かい、さらっとした手触りの生地が良く使われます(ハイゲージのニット)。
最初にお伝えしたように長くニットを着たい!という場合は、こういうコットンが入っている素材のものが使いやすいです。
コットンという素材は、保温性と通気性の両方の機能があるので、長く使えます。
ただコットン100%だと、アイテムによっては、ちょっと重さを感じるかもですね・・・
そういう場合は、コットンとポリエステル混紡のものなどもおすすめ。コットン100%よりも軽く、扱いやすいです。
お値段も、ウール製品より安価なことが多いのでコスパいいです♪
洗濯しやすい、虫食いの被害に合いにくい・・といったメリットがあります。
デメリットはウールのニットと比べて温かさが劣る点。
冬ならアウターやストールを羽織るなど、重ね着コーデが必要なときがあります。
あともうひとつおすすめなのは、「メリノウール」の薄手のニットです!
メリノウールは秋冬用として売られていたり、通年販売されていたり、色々です。
えっ、さっきウールは冬向けとか言ってたのに!
実はウールは「一年中使える素材」なんですね。
細い糸を使ったり、編み方を変えることで夏でも使える「サマーウール」というものがあるくらいなんですが、高価でまだあまり一般的ではないんですよ・・
ですので、「ウールは冬向け」とお伝えしてました・・ww
ウールは「調湿作用」が優れていて、
「適度な温度は保温して、余分な湿気は外に逃がす」という天然素材ならではの優れた機能を持っています。
寒いときは、暖かい空気の層を作り、
暑いときは、外気の暑い空気を侵入しにくくし、内部の湿気を逃がす・・など、
調整機能が高い素材なんですね。
そんな優れた機能を持つ「ウール」の中でも、繊維が細いものが「メリノウール」です。
通常のウールよりも繊維が細いため、薄く編むことができます。サラッとしていて滑らかな手触りで、肌に触れてもチクチクしにくいのがメリットです。
「メリノウール」は、その繊細さやしなやかさを出すために、薄手の商品が多く、そういった点からも使いやすいです。
デメリットは、高価なものが多いことや、動物性の繊維などで虫食いの被害に遭いやすいですね・・・
ラフに扱いたい場合は、コットン素材の方が使いやすいかなと思います。
春夏用ニット、サマーニットを探したい!っていう場合は、
・春物が出回る2月から「じっくり焦らず」似合うものを探していくといいですよ~。
2月だとまだ「真冬」なので、春物ニットの種類は豊富にありますし、
お気に入りのものが見つかれば、3月から使えます。
なかなか好みのものが見つけられなくても、3月の間は冬用ニットを着れば問題ないです。3月以降になると、長袖サマーニットはセールになることもあるので、お得に手に入ることもあります♪
春にニットカーディガンやセーターはおかしい?いつまで?3・4・5月のニットの着こなしは?
ニットカーディガンやセーターは優しい雰囲気になりますし、
秋冬に比べて春夏は、薄着になる分、どうしてもコーデがマンネリしがちです。
ニットを取り入れると、上品で柔らかい印象になるので、うまく取り入れてみてくださいね。
関連記事 春夏に使える「サマーニット」を選ぶコツ、春夏に役立つニットアイテムについての解説記事をまとめています。↓