春に買ったアウター、せっかくだから秋にも着たい!
端境期のアウターって、着る時期はほんの一瞬。
なので春にも秋にも着回しができると助かりますよね。
そこで、春と秋のアウターを兼用しても大丈夫なのか、
春と秋のアウターの違いってあるのか?
着回しするなら、どんなものを選べばいいのか?
こういったことについてお伝えしていきたいと思います。
関連記事 春服と秋服を兼用するための選び方やコツ。春秋兼用できるアウターの記事をまとめています
春と秋のアウターは同じでいい?
![](https://add-mama.com/wp-content/uploads/2018/11/de253ac0d3cabf344344ff3f9e2bfa49_s-300x199.jpg)
春用、または秋用のアウターって、お洒落なものが多いですが、着る期間も限られているのに、それなりにお値段が張りますよね・・
![](https://add-mama.com/wp-content/uploads/2021/02/286a7225e33ed4c090e2716d199da222.jpg)
確かに・・季節感があるアウターってお洒落で素敵!ついついデザインや色味に惹かれて買っちゃうんですよね~。
最近だと、春に、ナチュラルで軽いイメージの麻のジャケットを買ったことがあって・・・
![ピンクベージュやライトベージュ、ネイビーの春コートを秋に着てもいい?](https://add-mama.com/wp-content/uploads/2018/10/fashion_jacket.png)
![](https://add-mama.com/wp-content/uploads/2020/09/7d9112850a0acac3c61a5ba76117901d.jpg)
麻のジャケット!
お洒落ですね~♪
![](https://add-mama.com/wp-content/uploads/2021/02/e01b3db9e4ab84d60878e00aa4d6997e.jpg)
なんですけど・・・実際着た期間がほんの一瞬!
・・で、秋だと全く季節感が合わなくて・・・泣。
今はタンスの肥やしに・・・泣。
![](https://add-mama.com/wp-content/uploads/2020/09/b2fc4d032226115560ec0cee423582c5.jpg)
麻のジャケットでも秋に合うものもあるんですが・・・
春用のデザインや色合いだと違和感が出ちゃったのかもですね・・・( ;∀;)
こんな感じで・・・春用のアウターと、秋用のアウターでは、その季節の違いによって、
つくりや特徴が少しずつ違うことが多いです・・・( ;∀;)
いかにも「春用のアウターです!」ってものを選んでしまっていると、秋には着にくかったりしますし、その逆もあります。
ですので、できるだけ少ない服で着回したい場合、「春でも秋でも使えるアウターの特徴」をしっかり理解して、最初はその中からアウターを選ぶのがおすすめ。
せっかく高いお金を出して買うアウターですので、長く着られた方がいいかなと筆者は思います。
![](https://add-mama.com/wp-content/uploads/2020/09/7d9112850a0acac3c61a5ba76117901d.jpg)
アウターを少ない数で着回せた方が、クローゼットがパンパンにならずに済むし、整理整頓もしやすくって助かりますよ~。
ですので、最後に流行に左右されない定番アウターで、着回ししやすく便利なものもあげておきます。
関連記事 冬用コートで着回しやすく、長く着られるコートを知りたい場合はこちらもどうぞ↓
春と秋のアウターを同じにしたい場合の選ぶポイント1 素材感
![](https://add-mama.com/wp-content/uploads/2019/08/25672311_s-1.jpg)
まず、春と秋ではアウターの素材感が違っていることも多いです。
あとで詳しく説明しますが、
春のアウターだと
・逆に防風、防塵効果が高い
ものが多いです。
具体的な素材としては、ナイロン、コットン、リネン、レーヨンなどがよく使われます。
一方で、秋のアウターだと
・見た目にもあたたかい印象を与える素材、起毛など
こういったものを使っていたりします。
具体例としては、スエード、ベロア、ウール、カシミアなどです。
ですので、春と秋でアウターを兼用したい場合、どちらにも偏らない中立的な素材感のものがおすすめです。
春と秋のアウターを同じにしたい場合のおすすめ素材は?
春と秋とでアウターを兼用したい場合は、
・ポリエステル
・ポリエステル混紡
・ナイロン
などの素材から選ぶと、使い回ししやすいです。
これらは、真冬や真夏を除けば、オールシーズン使いやすい素材です。
このうち、コットンは薄くてペラッペラのものだと(春物のスプリングコートやアウターに多い)、秋だと肌寒く感じてしまいます。
コットンギャバジン(目の詰まったアウターに使われる厚めのコットン)など、厚めのものを選ぶと使いやすいです。
ナイロンやポリエステル素材も薄い素材だと、秋には物足りないです。春物よりも秋ものの中から選ぶというのもおすすめです。
3wayになっているものもおすすめ。こんな感じ↓のアイテムだと、中のボアを取り外すと春先でもさっと羽織れるし、ボア付きだと、冬のはじめまで着られるので長く使えます。
秋と春のアウターの兼用を考えているのでしたら、基本的には秋物から選ぶというのがおすすめです。詳しい理由はこちらで説明しています↓
春と秋のアウターを同じにしたい場合の選ぶポイント2 色
![春と秋のアウターを同じにしたい場合の選ぶポイント2 色](https://add-mama.com/wp-content/uploads/2019/08/3c3fe8b825608c900e81315e3c919aae_s-300x225.jpg)
アウターの色合いは、
・秋は暗め、重めの色
が多いです。
![](https://add-mama.com/wp-content/uploads/2020/09/7d9112850a0acac3c61a5ba76117901d.jpg)
ですので、アウターを兼用したいなら、
定番色(ベーシックカラー)のなかでも、暗すぎない色
がおすすめです。
アウターって、つい「黒」や「ダークカラー」を選びがちですが、春秋用なら・・・
ベージュ、アイボリー、ネイビー、グレー、カーキ、グレージュ、暗すぎないブラウン(キャメルなど)あたりがおすすめです。
黒やダークカラーなども、もちろんそれでもいいのですが・・・・
![](https://add-mama.com/wp-content/uploads/2020/09/b2fc4d032226115560ec0cee423582c5.jpg)
あまり色が重すぎると、春に着る場合、中に着るインナーなどで工夫しないと春っぽく見えない、重すぎる・・ということにもなりがちなんですね・・・
特にアウターは面積が大きいので、重い感じになったり、秋冬感が出たりしやすいです。
(ただ、黒やダークカラーも悪くはないです)
あとは、アースカラーもおすすめです。カーキやオリーブなどです。
もし、アウターを春に着るときに、「アウターの色味がちょっと重いかな・・」と思うときは、インナーや小物を明るい色で合わせることで印象が変わります。
大人女子におすすめの色は、「白、アイボリー、ライトベージュ」あたりです。
カラーは抑えつつ明度を上げることで、清潔感のある上品な明るさがでます。
春と秋のアウターの違いをまとめると・・
![ままりい](https://add-mama.com/wp-content/uploads/2020/09/2c88d7a85aa0469eb7a3c63a3427884e.jpg)
お伝えしたように、
「春アウター」と「秋アウター」では、
・素材
・色合い
が違います。
ですので、春と秋を兼用したいなら、どちらでも使える素材感や色合いのものを使い、
春らしい、または秋らしいアウターを選びたいなら、素材や色の特徴があるものを選ぶといいですよ。
春と秋のアウターの違い1 春なら?
![卒園式のママの小物はどうする?](https://add-mama.com/wp-content/uploads/2020/03/82be52553aa156095fa14ac94f62c2c0_s.jpg)
春なら・・・
- 防風、防塵(ぼうじん)性が高い素材
- 通気性がいい素材
が好まれます。
![ままりい](https://add-mama.com/wp-content/uploads/2020/09/2c88d7a85aa0469eb7a3c63a3427884e.jpg)
他には紫外線対策がされているアウターも人気があります。
好んで使われる生地は、ナイロン、ポリエステル、コットン、リネンなど・・・
また、春アウターの「色合い」の特徴ですが・・・
![春と秋のアウターの違い2 色 春夏なら](https://add-mama.com/wp-content/uploads/2019/08/450bc84826b758ce06c3c783ee67e784_s-300x223.jpg)
- ベージュ、ライトブラウン、ライトグレー、カーキなど・・明るめの色合いが多い
- 定番色でも、色が薄く、浅い色合いが多い。
春は日照が長く、太陽高度が高いこともあり、日差しが強く明るいです。
春服も、パステルカラーやビビッドカラーなどがたくさん出る時期なので、
アウターも、カラフルな色合いに合わせやすいように、例えば、ベージュでも秋より明るめのベージュだったり、
白やアイボリーのスプリングコートが多く出回ったりします。
春と秋のアウターの違い2 秋なら?
![](https://add-mama.com/wp-content/uploads/2019/12/2147189_R.jpg)
一方で、秋の場合は、
- 保温性が高い素材
- 見た目もあたたかな感じの素材
が好まれます。
秋冬は、だんだんと寒さが厳しくなってくるので、保温性や防寒性が高い素材が重視されます。
ウール、スエードなどの素材、厚みがあるもの、ニットなども好まれます。
秋アウターの色合いは・・・
![春と秋のアウターの違い2 色 秋冬なら](https://add-mama.com/wp-content/uploads/2019/08/26f844c793769c0f6910e75aeb634c0e_s-300x221.jpg)
- ダークブラウン、チャコールグレー、ブラックなどダークカラーが多い
- カーキなどのアースカラーも色の深みがあるものが多い
- ワインレッドやボルドーなど、こっくりした大人っぽい色合いのものが多い
一方で、秋は日照時間も減りますし、落ち着いた色合いが好まれます。
春・秋どちらの季節でも良く使われる色といえば「ベージュ」ですが、秋のベージュだと、より濃いめ、こっくりした色の深さがある色合いが使われます。
例えば・・・春がこんな感じの明るめベージュなら↓
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/168d5ebd.cd8095a9.168d5ebe.1f7d258f/?me_id=1275447&item_id=10000070&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fmilulu%2Fcabinet%2Ftops2%2F10000070-sp8.jpg%3F_ex%3D400x400&s=400x400&t=pict)
秋に出るものは、より濃いめの色合いになったりします↓
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/168d5ebd.cd8095a9.168d5ebe.1f7d258f/?me_id=1275447&item_id=10000070&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fmilulu%2Fcabinet%2Ftops2%2F10000070-sp10.jpg%3F_ex%3D400x400&s=400x400&t=pict)
(引用したアイテムはこちら↓)
カラーがあっても「モカ」や「ダスティピンク」など、くすみ感と深みのあるカラーが秋冬にはよく出回ります。
ですので、春にウールの重ための素材のアウターを着ていると、「あれ、ちょっと重い?」って見た目になりますし、
逆に、秋にペラッペラの軽いナイロン素材のアウターを羽織ってると、「ちょっと寒々しい?」という印象を与えてしまいます。
ですので、春と秋のアウターを同じもので着回したい場合は、素材がどちらかの季節向けになっているものは使いづらいので、選ぶのを避けるようにすると使いやすいです。
春秋アウターで兼用できる定番レディースものは?
![](https://add-mama.com/wp-content/uploads/2022/12/8bb89a50b907ee97ddf77b58f62542f5-886x1024.jpg)
春と秋、両方で着回しできて、使いやすい定番アウターについては、こちらで詳しく解説しています↓
また、お手持ちのスプリングコート(春用コート)を秋に着て良いかどうか迷う場合はこちらもどうぞ。
アウターについて役立つ記事をまとめています。
春と秋のアウターは同じでいい?その違いは?定番でレディースならおすすめは?さいごに
春と秋のアウターを、何も考えずに買ってしまうと、「あれ??秋(春)に着ると合わない・・」となりがちです。(というか、私はなります(笑))
そして、似たようなデザインの新しいアウターを買ってしまい、次々にアウターが増えて、結局大して使っていない・・とか・・(>_<)
そうなると勿体ないですので、まずは春でも秋でも着回しができるアウターを買って、少しずつ納得いくものを増やしていく・・という方が浪費せずに済むのでおすすめです。
関連記事 春服と秋服を兼用するための選び方やコツ。春秋兼用できるアウターの記事をまとめています