折り紙で、お月見の箱の折り方を紹介します。
普通の箱ではなく、横にでっぱりがついているタイプの箱です♪
これってなんていうの?? 呼び方や由来についてもまとめています(*^_^*)
この箱はお月見だけでなく、節分の豆入れやひな祭りの飾りなどでも作れますので、お子さんと一緒に作ると楽しいですよ♪
お月見の箱の折り紙の折り方♪ 制止画で詳しく分かりやすく!
このお月見の箱ってなんて言うの?
三方(さんぼう)
といいます。
三方(さんぼう)ってどういうもの?
三方とは神道の神事で神饌をのせる台のことです。
全面と左右の三方に穴が空いてあります。四方に穴が空いたものは四方といいます。
簡単に説明すると、
神さまへのお供えをのせる木製の四角い台のことです。
お月見のときは、お団子などを載せて、神様に感謝を込めてお供えをします。
お月見の箱(三方・さんぼう)の折り方
では折り方です♪
折り紙を1枚用意します。
半分に折り、
もう半分に折ります。
広げると、このように折り筋ができます。
折り筋に沿って、中央に向かって三角に折っていきます。
4カ所、全部折ったところです。
内側に半分に折ります。
もう半分に折ります。
袋を広げて・・
このように折ります。反対側も同じように折ります。
両方折ると、こうなります。
真ん中の袋になっているところを、こんな感じで広げて・・
下に折ります。
こんな感じになります。反対側も同じように折りましょう。
次は、このように折ります。反対側、裏側も同じように折りましょう。
反対側、裏側含めた4カ所を折ると、こんな感じになります。
とんがっている部分をこのように折り、反対側も同じようにおります。
両方折って、立ててみるとこのような状態になります。
左右のとんがっている部分を引っ張ります。だんだん箱っぽくなってきましたね。
形を整えて完成です!
こんな感じになります。
サイズ比較です。
折り紙タテ15センチ×ヨコ15センチの一般的なサイズで作るとこんな感じになります。
結構小さめです。折り紙の「枡(ます)」よりも小さいですね。
小さいながらも、それなりにつくりがしっかりした箱ができるので、子どもが作れると喜びます♪
節分の豆入れ箱として三方(さんぼう)を使う
節分の豆入れにもいいですよ!
小さくてあまり入らないので、豆を入れるのにちょうどいいです。
折り紙で「豆ます」もありますが、こちらの「三方」の方がつくりがしっかりしているのと小さめサイズのため、
小さいお子さんにはこちらも持ちやすいと思います。
お子さん一人ずつ、各自で作ると楽しいですし、豆まきも楽しめますよね(*^_^*)
ひな祭りの折り紙の飾りにも三方(さんぼう)は使えます
こんな感じで、テーブルコーディネートとしても使えますし、ひなあられを入れることもできます。
飾り方など、詳しくはこちらにあります。
ひな祭りのテーブルコーディネートを百均で簡単安く♪パーティーもOK
小さいサイズなので、ひな壇にお供えもできます。