上棟式に招待されたけどどうしよう!?何をするの?
どんな服装がいい?
最近は上棟式や餅まきも少なくなりましたので、いざ式や棟上げにお招きされると、何を用意すればいいか悩みますよね。
お祝い金かお酒かどっちがいいの?
お祝い金であれば金額の相場はいくら?
のしの表書きどう書けばいい?
など、分かりにくいことについて説明していきます。
上棟式に呼ばれたときの服装は?
上棟式とは、家の骨組みを作り、屋根が上がったことをお祝いし、これからの工事の安全を祈願する式です。
最近は、上棟式を行う家も少なくなりましたので、いざ招待されても、どんな服を着ていけばいいか分かりにくいですよね(^_^;)
この上棟式の服装ですが、神職さんを招いて正式に行う上棟式と、
神職さんを招かず、大工の棟梁が取り仕切る略式の上棟式や、棟上げの作業だけを行うときの場合とでは、少し服装が変わってきます。
神職さんを招く場合、神前では礼装がふさわしいため、準礼装または略礼装がよいと言われています。(実際には略礼装が多いです)
一方で神職さんを招かない場合は、「普段着」で構わないのですが、式へ参加するわけですから、「きちんとした服装」を意識し、「スマートカジュアル」程度の服装だと印象がよいです。
この服装の細かなことについては、こちらにより詳しくお伝えしています。
上棟式の服装で施主なら?ジーンズはOK?女性なら?夏や冬ならどうする?

上棟式のお祝いはお金の方がいい?
上棟式のやり方は地域やその家の風習によっても大きく違います。
ですので、式に参列される方やご親族に確認するのがまず大事ですが、
あくまで一般的な例としては、
施主のご両親、ご親族、きょうだいの場合ですと、お祝い金を渡されることも多いようです。
(地域差、個人差も大きいですが)
詳しくは下の記事に分かりやすくお伝えしています。
上棟式で親の御祝儀は必要?お祝いの金額の相場は?のしの表書きは?

上棟式のご祝儀は兄弟も必要?お祝い金の金額の相場は?欠席の場合どうする?

上棟式のお祝いはお酒の方がいい?
一方で、友人として招待されたり、会社関係者として招かれたりした場合は、
お祝い金ではなく、「祝い酒」を贈ることが多いようです。(遠い親戚などもです)
(これは、あくまで一般的な場合で、施主との関係性にもよります)
祝い酒は、清酒2本を結わいてもらい、のしをつけて贈ります。
酒屋さんで、「上棟式に贈りたい」と伝えればやってもらえることが多いです。
祝い酒は日本酒が王道ですが、ビールをケースでお渡ししても喜ばれますし、ジュースや缶コーヒーといった、ノンアルコールのものも大工さんや工事関係者の方に配りやすく実用的で喜ばれます。
上棟式のお祝いの金額の相場は?
お祝い金を用意される場合、一般的には5000円~1万円までにされることが多いようです。
これは施主との間柄や、関係性によっても金額には幅があります。
ご両親やご親族が多額のお祝い金(10万円とか30万円、それ以上の額)をお渡しされるケースもありますが、これは、「新しく家を建てるのは多額の費用がかかるから援助したい」という目的でされることが多いです。
ただ、お祝い金を考えている場合は、無理のない範囲の額で考えておくことが大事です。
また、無事工事が完了したあと、新築お祝いを渡すのかどうか、といったことも考えておくことも大切です。
上棟祝いと新築祝いの違いは?両方お祝いは必要?金額や品物の相場は?

上棟式のお祝いののしの表書きは?
上棟式のお祝いののしの表書きは、
「祝上棟(しゅくじょうとう)」
「上棟式御祝(じょうとうしきおいわい)」
が一般的です。
注意していただきたいのは、
「御祝儀」という表書きは、施主が家を建てる際にお世話になった大工さんへ、お礼をお渡しするときに使う表書きです。
また、「寸志(すんし)」という表書きを使われる方もいます。
「寸志」というのは、「少額ですが・・」というへりくだった意味があるので、
「「御祝儀」と書くほど、お礼の金額が高くないので・・・」と謙遜されて使う場合があります。
ただ、この表書き、目上の人が目下の人に渡すときに使うものですので、お祝いとしてお渡しするには適しません。
ややこしいですので気をつけてくださいね。
上棟式に呼ばれたら服装は?お祝いはお金か酒?金額やのしの表書きは?最後に
最近は上棟式に招待されることもめっきり少なくなり、何を用意すればいいかとまどっったりすることも多いかと思います。
一通りのことはお伝えしましたが、地域差もありますので、確認できるところは必ず周囲の方に確認できると安心です。
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