【結婚式に普通のワンピースを着ていくのは大丈夫?】
結婚式に招待された!
手持ちにきれいめのワンピースがあるから、この服を着ていきたいけど大丈夫?
カジュアルすぎる?
結婚式でも着れるワンピースは、素材やデザイン、柄など独特のマナーがあります。
着てOKのもの、NGのもの、違いを分かりやすくお伝えします。
結婚式にこのワンピースはカジュアルすぎる?


結婚式に招待されたけど、ドレスどうしよう?
ちょうど、よそいきの素敵なワンピースを持っているから、それが着られると助かるんだけど・・・

結婚式へ着ていくドレス(ワンピース)は、「フォーマルな場面」にふさわしい、「素材やデザインの決まり」に沿ったものを着るのがマナーです。
普段用には素敵なワンピでも、「結婚式」というフォーマルな場面には合っていないワンピースもあるんですね・・・。
「華やかならOK」とか、
「お洒落ならOK」というわけでもないんです・・・
ですので、手持ちのよそいきワンピースやパーティードレスが、結婚式でも着られるのか、分かりやすくお伝えしていきますね。
特に「白はNG」みたいな有名なものでなくって、ここは迷いやすいだろうな~ってポイントを詳しくお伝えしていきます!
結婚式でダメな素材は?NG素材だとカジュアルすぎる見た目に


まずは、ワンピースの素材がポイント!
基本は「シルクのような」穏やかな光沢があるワンピースが良く、
反対に日常でよく使う素材はNGのものが多いです。
シルク(シルクに似せたポリエステル・化繊もOK)の他には、タフタ、シャンタン、マトラッセ、レース、ベロア(秋冬のみ)などはOKです。
(これらに似せた化繊もOK。ただし高級感があるもの)
結婚式でダメな素材1 コットン、リネンなど日常的な素材

NGなのは、
- コットン
- リネン
- デニム
- ニット、
- カットソー
など、「普段着」でよく使われる素材です。
これらはカジュアル素材になるので、結婚式ではNGです。

カットソーNG・・伸縮性がある(伸び縮みできる)生地は全部ダメってこと?

実はフォーマルワンピースでも「伸縮性のある生地」で作られているものはあります!
ただ、そういうのは、「伸び縮みするラクチンワンピに見えないよう」うまく高級感を保ちながら作っています笑。安心して使ってください。
↑例えばこれ。神戸レジーナの「ストレッチフレアワンピース」はかなり伸縮性があり、着心地がラクです。が、見た目はきちんとしたワンピースでフォーマルシーンでも着られます。
逆に、いかにも見た目で「ニットやカットソーと分かるワンピース」はNGです。
結婚式でダメな素材2 革やファーについて

革は「仏教で殺生は好まないから結婚式にNG」という理由がよく言われますが、
単純に「革やファーは屋外で防寒目的で使用するものだから」NGです。
結婚式、披露宴といった屋内メインでの着用はTPOに合わない・・となります。
(ですから、ベルト、靴、バッグが革製なのは問題ありません)
結婚式でダメな素材? レースやチュール、シフォンは大丈夫?

よく迷うもので、「レース、チュール、シフォン素材」がありますが、これらは結婚式で着て行って大丈夫です。
子供服などで使われたりもするので、最近はカジュアルな印象があるのですが、
繊細な素材なので、元々フォーマル向きの素材なんですね。
ただし、「コットンで作られたレース」やカジュアルなデザインのものは避けます。
透ける素材は、裏地と同系色ものがマナー。
レースやチュールが裏地と違うものは控えます。
結婚式で柄ワンピースは大丈夫?

柄物ワンピースも判断に迷いますよね・・
無地がいいって聞いたことあるけど、レース柄のフォーマルワンピースもたくさん売られているし・・どっちがいいの??
結婚式など「フォーマルな場面」で着る服は、「単色無地のもの」が一番格が高いと言われています。

結婚式でも柄物はOKです!・・が、種類によります。
基本、織り柄はOKでプリント柄はNGになります。
ざっくり言うと、柄物は、使い方が派手になればなるほどカジュアルな印象になる・・というイメージです。
結婚式でOKな柄物は?
織り柄、レース柄、刺繍柄はOKです。
生地を織って作られた柄、縫い込まれた柄物はOKになります。

さらに、織り柄、レース、刺繍の柄も、「ドレスと同系色」「ドレスと調和している」がポイントです。
結婚式で使える柄1 織り柄
ジャガード織りやマトラッセなど
立体的で豪華な印象になります。
結婚式で使える柄2 レース柄
レースの糸を編んで作られた柄で、繊細で美しい印象になります。
刺繍柄
生地に柄を縫い込んでいるものです。こちらも手がこんだ印象になります。
(上のドレスはノースリーブなので結婚式だと羽織りものをプラスします)
結婚式でプリント柄はマナー的に大丈夫?

織り柄や糸が縫い込まれた柄ものはOKなのですが、
プリント柄は「カジュアルな服」になるため、控えた方がいいとされています。

織り柄、刺繍柄のように「手がこんでいる(ように見える)ものはOK」、
プリント柄のように「簡単に量産できそう(に見える)ものはNG」です。
結婚式ワンピースでカジュアルすぎるデザインとは?

フォーマルな服というのは、
「この式のために、上質な一枚の布を用意して、一からお洋服を作り上げました」
というイメージの服・・・
つまり女性なら単色無地のワンピース、ツーピース等が、一番格が高い服装とされています。

逆に、複数の素材を使って作られた服は「ありあわせ」「カジュアル」というイメージで見られます。
結婚式でカジュアルすぎるデザイン1 複数の素材を使った服

複数の色や素材を多用した服はカジュアルな印象になります。

異素材だと絶対ダメ!というわけではなく・・・さっきのレースや柄の話のように、「ドレスの色やデザインに溶け込むように作られたもの」ならOKです。
ですが・・このように、たくさんの切り替えがあるワンピースは、「カジュアル」になってしまいます・・。

日常で着るなら可愛くても
フォーマルのルールには合いません。
結婚式にバイカラーが賛否両論あるというのも、
「わかれる」につながって縁起が悪い・・ということのほかに、
「色や素材の切り替えがカジュアルに見える」という理由もあります。
結婚式だとカジュアルすぎる? バイカラーワンピースはダメなの?
必ずしもダメではないです。
「結婚式用ドレス」としても売られているドレスもあるし、
そういったものは、全体としてバランスよく見えるよう作られています。
バイカラーは「切り替え」がアクセントになり、お洒落に見えるので、例えば若い方が着たりすると華やかになります。

ただ、さっき言ったように「同色無地よりはカジュアルよりのデザインになる」ので、
例えば、年配の女性や、格式高くシックにコーデしたい場合など・・・あえて選ばなくてもいいかな・・・とは思います。
あとはフォーマルマナーではないですが、「わかれる」という縁起を気にする場合も、あえて選ばなくてもいいかな・・とも思います。

バイカラーといっても、こんな感じで似た色調の切り替えだと控え目で上品に見えます↓
結婚式にワンピースはカジュアルすぎる?ダメな素材は?柄ワンピやプリント柄等のマナーは?さいごに
以上、よそいき用など普通のワンピースを結婚式に着ていけるのかどうか、判断するコツとか、NGかどうかなど・・まとめてみました。

ぶっちゃけ、普段着ているワンピースが結婚式に大丈夫なのかどうか、判断が難しいですよね。

筆者も、実物を見てみないと大丈夫ですよって言いづらいですww
およばれワンピでお洒落だし高かったから着ていけそう!って思っていたものでも、
避けた方がいい服も結構多いです・・・

NGと言われていても、絶対着ちゃダメ!全部ダメ!
みたいな厳しいものでなく・・
トータルコーディネートで「場に合った服装」になっていればOKなんですけど、
そのさじ加減も難しいですよね・・
筆者みたいに子育て世代の人とか、年齢が高くなってくると「知的な装い」も大事になってくるので、一着は「フォーマルに対応できるシンプルなワンピース」を持っておくと便利です。

「シンプルなデザインのフォーマルワンピース」を一着持っているとすごく便利。
フォーマルな場面では、アクセサリーやバッグを華やかにして着て行けばいいですし、
ジャケットやカーディガンを羽織れば、普段用としてもどんどん着回すことができます♪
そういう、「シンプルなフォーマルワンピース」が手に入るおすすめブランド(コスパ良いもの)は次の記事でまとめますね。失敗しないための選ぶコツについても書いています。