もうすぐ林間学校・・となれば、気になるのは持ち物や服装ですよね。
女子だと服装のバリエーションも種類も多いからいいですけど、男子の場合、種類も少なくって案外選ぶのに苦労しますよね。
また暑い時期なのに、長袖長ズボンを用意しないといけない場合が多いので、どんなものを用意すればいいか迷いがちですよね。
我が家でも以前、長男が林間学校へ行ったので、「こういうのを用意したらいいよ!」っていうのを、実際の体験からまとめてみましたので、参考になれば嬉しいです。
林間学校の服装で男子ならどうする?
女子の場合、服装の種類やバリエも豊富で売り場面積も広いので、けっこう選びやすいのですが、男子の服って種類が少なかったりする(笑)ので、意外と選びにくかったりしますよね(^_^;)
まずは、林間学校に合う服装の基本をおさえておきますね。
林間学校の服装で男子ならどんな感じ?
実際に林間学校へ参加した男の子の服装を見てみると、
というパターンが多いです。
あとは、以下のことを気をつけておくといいですよ。
林間学校ではジャージやスエットが季節や気温に合えばそれでもいい
今使っている(スポーツ用)ジャージやスエット、または学校用ジャージを持っていってもいいのであれば、それでじゅうぶんです。(ただし、季節や気温に合えば)
お手持ちのジャージやスエットのタグをご覧になって、素材を見てみると、「オール化繊(ポリエステル100%)」とか、「化繊と綿の混紡」になっているかと思います。
現在の化繊ものは、すぐ汗を発散し、すぐ乾くように作られているものが多く、山や林を歩く林間学校向けの素材です。
逆に綿100%のものの方が、乾きが遅く、雨などで濡れると体に貼り付いてしまうので、動きにくかったり体温が奪われたりするので、疲れやすいです。
ただし、ジャージやスエットは比較的厚めの生地のものが多いです。
林間学校は6~7月など、暑い時期に実施されることが多いですので、これだと暑く感じるだろうなあ・・という場合は、後の、「林間学校の長袖長ズボンどうする?」のところで、服の選び方についてより詳しく説明していますのでご覧下さいね。
林間学校でデニムは避けた方が無難
男の子なら、ほぼ持っているデニムやジーンズですが、できれば林間学校ではさけた方が無難かもしれません。
というのは、デニムは綿が素材です。
先ほど書いたように、綿や水分・・汗や雨水を吸ってしまい、乾きにくい素材です。
乾きにくいと体を冷やしますし、また、デニムは湿ると、固く重くなるので、動きづらいです。
特に、ジーンズだと、体にぴったりするデザインのものも多く、そういうものだと、放湿性も悪く、暑く感じやすいです。
ですので、もっとサラッとした着心地のもの、素材で言えば、ポリエステルなどの張り付かずサラサラした感じの素材だったり、
デザインも、体にフィットするのではなく、適度にゆとりがあり、肌から離れるようなデザインのものがおすすめです。
林間学校では黒色はできれば避けた方が無難かも
林間学校では、森や林の中を歩いたり、活動したりすることが多いです。
そして、森の中ではスズメバチがきわめて危険です。
(スズメバチは黒と黄色のまだら模様の大型のハチです。事前にお子さんにネットなどで確認してもらって、危険性を教えてあげるといいです)
このスズメバチなどのハチですが、「黒」をはじめとした濃い色に対して興奮し、反応して寄ってくることが言われています。
一説によると、ハチが黒に反応する理由は、天敵のクマの色が黒だから・・とも言われています。
服が黒でなければ大丈夫・・というわけでもなく、髪の毛や目の黒色に反応する場合もありますし、手をひらひらさせたり、ハチを追い払うしぐさをすることで、ハチを興奮させたりすることもありますので、服だけが問題になるわけではないのですが、
林間学校のために新しく服を用意される場合は、わざわざ黒を選ぶのではなく、薄めの色を選ぶようにしてあげるとより安全です。
ただし、ハチは夜間の場合は、逆に白などのうすい色に反応する(夜だと明るい色の方が認識しやすいため)とも言われていますので、夜間に外出するスケジュールのときは、白は避けてあげた方がいいです。
ハチに対しては、巣に近づかない、大げさな身振りをしてハチを興奮させない、すみやかに逃げる・・といった行動の方がより大事ですので、これについても一緒に教えてあげてくださいね。
林間学校の長袖長ズボンどうする?
林間学校では、活動が森林ですので、長袖長ズボンの着用を求められる事が多いです。
ただ、林間学校が行われる時期なんですが・・学校によるでしょうが、6月とか7月とか・・初夏の時期に行われる事が多いです。
そうなると、「いざ林間学校の服装の準備をしよう!!」と思い立ったときに、なかなか良い感じの「林間学校向けの長袖長ズボン」って売ってないんですよね・・・(>_<)
まず、だいたいの洋服屋さんって、ゴールデンウィークが終わったときくらいで長袖が陳列棚から撤去されていることが多いんですね・・(ToT)
実際、我が家も林間学校の準備をはじめたのが6月中頃・・・。
イオンなどの洋服売り場では、半袖ばかりでしたので困りました・・
林間学校の長袖長ズボンどこで買う?
それで、いろいろ探し回った結果、我が家では・・
・ユニクロ
で、見つけました。
まず、アウトドアブランドですが、山登りやアウトドアなど、自然の中で活動することを目的としたウェアが豊富に揃っていますので、一年中通して、長袖のものが手に入るので選びやすいです。
品物も、夏場で使えるような通気性や放熱性のよいもの、丈夫なものも揃っていて、品質がよいものを選びたい場合は、第一候補になります。
一方で、どうしても質がよいので、お値段が高めになりますので、
子供だとサイズも変わるだろうから、もっとコスパがいいものを・・となると、
私は、やはりユニクロがいいなと思いました。
ユニクロで、個人的に買ってよかったな!と思った商品は、「エアリズム」というものです。
こちらは、「接触冷感」・「ドライ」という機能があります。
「接触冷感」は、さわるとひんやり感じて快適な触感のこと、
「ドライ」は、吸水速乾の機能が高く、汗をかいてもベタッとしづらい触感のことです。
私がお店で悩んでいたときに、店員さんに「林間学校へ行くのにおすすめな服は?」と相談したときに、教えてもらったのが、この「エアリズム」でした。
速乾性と涼しさを追求するために、糸を荒く編んでいるので、風通しもよく、2019年からのエアリズム商品にはUVカット効果もついているので、夏場のアウトドアだと使いやすいですよ・・とのアドバイスをいただきました。
ということで、羽織り物に、エアリズムのパーカを買いました。
ただ・・ボトムスは、足首まである長ズボンというのが、キッズ商品にはないんですね(ToT)
ですが、インターネットだと、メンズのXSサイズがありますので、そこで、ドライストレッチ性のパンツを購入しました。
林間学校用の長袖長ズボン買ってみてどうだった?
林間学校に着ていった長男に着心地を聞いてみたんですが、
「サラッとして着心地もいいし、暑く感じにくい!」と言ってくれたので、
じっくり探してみて良かったな~と思いました(*^_^*)
まあ、長男が林間学校に行った日は、気温が30度弱の曇りの日でしたので、そこまで暑い日ではなかったので、もっと気温が上がれば、体感も変わってくるかもしれません(^_^;)
ただ、私もエアリズムの商品を気に入ったので、トップスやボトムスを着ていますが、確かに綿素材や普通のポリ素材と比べて、サラッとしているし、ベタつかないので、いいかな~と思いますよ(*^_^*)
林間学校のレインコートおすすめや選ぶときの注意点は?
林間学校では、持ち物に「レインコート」が必要なことも多いです。
このときに気をつけることとして、ポンチョタイプはできれば避けた方が無難です。
手持ちがポンチョタイプしかない・・というなら仕方ないかなと思いますが、
新しく買う場合などは、「ポンチョタイプでないもので、『リュックやランドセルが背負えるタイプ』のレインコートで上下わかれたもの」がおすすめです。
ポンチョだと、森林を歩いたときに、枝や岩に引っかかりやすかったりしますし、
雨の中、レインコートを着て炊事したり、何か活動をしたりする場合もあるので、袖がひらひらしているポンチョは向きません。
また、活動するときはリュックを背負いますから、リュックを背負ったままレインコートを着られるタイプの方が、リュックが濡れずにすむので便利です。
もし、手持ちのレインコートが、リュックを背負えない、普通のタイプのものなら、
リュックを撥水性のもので選ぶとか、リュックに防水スプレーを振っておいて、中のものをビニール袋でパッキングしておくなど、対策しておくと安心です。
また、レインコートも上下わかれたもの・・レインコート用のズボンも用意しておいた方が、ぬかるんだ地面を歩きますので、履いているズボンがビチャビチャに濡れずにすみます。
レインコート用のズボンがない場合は、予備のズボンを用意しておいて、「濡れたらこれを着るように」と伝えておくと安心です。
林間学校の服装で男子なら?長袖長ズボンどうする?レインコートおすすめは?さいごに
林間学校だと、子供がはじめてお泊まりを経験する・・というパターンも多いでしょうから、持ち物の準備に戸惑いますよね。
林間学校は夏場が多いですから、夏でも過ごしやすいおすすめの服装をお伝えしたつもりですので、参考になれば嬉しいです。
気温変化も激しい時期に実施されることが多いですから、体調管理にも気をつけてあげてくださいね(*^_^*)